ニーハオ中国

ふたり目ちゃんも、この6月で幼稚園を卒園。
9月から小学1年生になります。

中国では、日本のように、就学予定の子供に
あらかじめ市役所からお知らせが来るというような
ことはありません。
就学予定の子供を持つ親が、決められた期間に
就学予定の子供の情報をネット登録し、
連絡が来るのを待つ形になります。

今年も5月1日から１か月間そのネット登録が行われ、
ふたり目ちゃんもネットで誕生日や戸籍住所、
両親の勤務先などの情報を登録しました。

すると、翌日の晩、管轄区の小学校から
先生が登録住所に本当に住んでいるかどうかの確認に
来ました。奇遇にも2人の先生のうち1人は
ちょうど兄のチビちゃんの数学担当の先生でした。

6月初旬に小学校の門の前に、
必要準備書類などの通知が張り出されるので、
それを確認のうえ、6月17、18日に
子供を連れて書類を持参のうえ、学校に面接に
来るようにと言い残して、先生は帰っていきました。

ネット登録と住所確認が無事済んだこと、
そして、兄と同じ小学校に振り分けられそうだと
いうことが分かり、ひとまずほっとしました。
（毎年、生徒数の関係で微妙に校区の分け方が変わる
　可能性があると聞いており、兄と妹が別々の小学校に
　なると困るな、と心配していたのです。）

それにしても、小学校入学前に
ふたり目ちゃんの北京戸籍が登録できて、
本当に良かった。
北京戸籍がない場合、北京戸籍のある兄と
同じ小学校にはまず振り分けられず、
かなり遠くの小学校に振り分けられる可能性が高く、
また、必要書類も多く、ネット登録だけではなく、
直接、所轄の事務所に出向かなければならない模様。

最近は昔と違ってコネ、カネも相当難しくなっているので、
もし北京戸籍がなければ相当苦労したと思います。

地方戸籍の子は、小学校の振り分けから差別があり、
たとえ北京で義務教育を受けることができても、
大学受験は地方に戻って受けなければならず、
地方と北京では受験の厳しさがまるで違うので、
北京で義務教育を受けた後で
地方に戻って受験するというのは
かなり不利になります。

そういう差別があるので、
ふたり目ちゃんの幼稚園のお友達の中にも、
北京で就学するのをあきらめ、
地方に戻って小学校に入学することにした子もいます。
親は引き続き北京で仕事があるので、
祖父母に育てられながら、地方で小学校に通います。
かわいそうだなと思いますが、
仕方ありません。

そんなわけで、幼稚園のお友達も、
同じ小学校に通う子はどのぐらいいるのかな、
何人かでも知っている子がいると
安心なんですけどね。

ふたり目ちゃんも、書類審査、面接と問題なく過ぎて、
無事1年生になれますように。。。


↓ザクロの花があちこちで咲いています。

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↓これは何の花？

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