2021/05/25(火)15:54
10歳から学ぶ、人づきあいの基本
ふたり目ちゃんの誕生日パーティー前日の金曜日、
ふたり目ちゃん、何か思いつめたような表情で
つばめに相談をもちかけました。
なんでも、その日、お友達数人に自分の誕生日の招待状を渡した
ふたり目ちゃん、帰り際に、そのうちの1人に、
「また明日ね!」
と挨拶をしたところ、近くでそれを聞いていた別の子から
「また明日じゃなくて、また来週、でしょ」
と言われたそう。その時ふたり目ちゃんは、
「来週じゃなくて、明日なの!
明日うちで誕生日パーティーするんだから」
と言い返したくてたまらなかったが、ぐっと我慢したらしい。
しかしそれは正しかったのかどうか、自分はどうすべきだったのか、
というかわいらしい相談を深刻な表情でしてくれた。
「そのお友達は、明日うちで誕生日パーティーがあることを
知らないから、明日じゃなくてまた来週、と言ったんでしょ。
その子は自分が招待されてないことを知ったらかわいそうだから、
言い返さないで我慢してよかったと思うよ」
と言うと、
「やっぱりそうだよね」
と至極納得した様子。
ふたり目ちゃんの相談から、こんな簡単な人づきあいの基本も、
私たちはひとつひとつ学んできたのだということを再認識し、
とても新鮮な気持ちになりました。
ほんとは、自分の家で誕生日パーティーをすることを
自慢したい気持ちもあったようなのが面白いです。
そんなことが自慢になるんですね。
自慢したい気持ちと、相手の気持ちへの配慮。
9~10歳の子供の真剣な質問から、
人間の人づきあいの一番シンプルな形を見た気がした
つばめなのでした。
友達と3 posted by (C)つばめ