2021/06/03(木)09:46
無料コーチングを体験
先日、オンラインで見つけたコーチングを学んだ日本語教師の先生の
無料コーチングを受けさせていただきました。
昨年秋にピョートル氏の講演を聞いて以来、
コーチングに興味を持っているつばめ。
コーチングを学びたいとも思っていますが、
自分自身がコーチングを受けてみるのも勉強になると思って
申し込みました。
コロナ以降、様々な学びの機会がオンライン化され、
あれもこれも学びたい!と興味の赴くままに申し込み、
気が付いたら毎日のようにあちこちの勉強会や講座などに追われる毎日。
正直疲れもあり、家庭もおろそかになると感じていた最近のつばめ。
「何のために学ぶのか、目的は?」
とコーチから質問していただいて、
自分が今混乱している理由を指摘された気がしました。
目的があいまいで、方向性も定まらないまま、
あれもこれも手を出して走っている状態の私に対して、
コーチの先生は、
「やめることを決めることのほうが難しそう」
といったフィードバックくださいました。
選択する、しぼる、やめる、といったことが難しいのは、
目的があいまいなことと関係していると思います。
目的が明確に持てたら、それに沿って取捨選択しやすいと思うのですが、
もしはっきりした目的が見つかっていないなら、
先に「しぼる」「やめる」に取り組むことによって
逆に自分が大切にしているものが見えてくる
ということもあるのかな、と感じました。
コーチングを受けて、
まずは仕事内容を比較的得意で好きだと感じているものに
絞ってみようと思いました。
もともと1つしかやっていない仕事を絞るっておかしいですが、
コーチと対話をするなかで、自分の中で腑に落ちた感じです。
しぼる(自分の範囲外と感じる仕事を断る)のが怖かった
(もったいないかな、という気持ちもあった)のですが、
ただでさえ仕事に割くことができる時間が少なく、
キャパが小さいのだから、逆に絞るべきだと思いました。
先に「~専門日本語教師」みたいに名乗ってしまう!
というアイデアもいただいたので、
それについても考えてみたいと思います。
もうひとつ、コーチングを受けて気づいたこと、それは、
「同じ目的に向かって一緒に頑張る仕事仲間がほしい」
という気持ちをかなり強く持っていることです。
これは私にとって結構大事なことかもしれないと思いますので、
心に留めて、今後何か選択する際の判断基準の
ひとつにしたいと思います。
一般に「コーチ」という言葉には、目標達成に向けて
対象者に色々な指導を行い、導いていく人というイメージもありますが、
コーチングでいうところの「コーチ」は、指導するのではなく、
その人の話を聞くことと質問することによって、
その人自身が自分自身の思いに気付いていく
手助けをしてくれるという感じ。
私が受けたコーチの先生は、ふわっとやさしく、
でも知らないうちに大切なことに触れている、という感じで、
いっぱいお話を聞いていただいて、
楽しく、かつ私にとってとても有意義な時間でした。
最近は日本の学校教育にコーチングの考え方を
取り入れる動きもあるようですね。
コーチングは、最初お試しで無料で受けられたり、
社会貢献として無償で提供しているコーチもいたりしますので、
もしご興味ある方は、自分に合いそうなコーチをいろいろ探して
試してみるのもいいんじゃないかな、と思います。
↓北海公園。春の花が咲き終わり、初夏の花が開花。
花 posted by (C)つばめ