2022/09/13(火)14:07
中国のアシスタントティーチャーの時間概念は?
大学で授業をするのは初めてではないが、
約20年ぶりだ。
その昔、日本の日本語学校からの交換教師として
瀋陽の大学で1年間教えたことがあったが、
なにせブランクがありすぎる。
それに、私がコロナ下の数年間、
在宅で企業で働く中国人社員の
日本語ライティング添削などの仕事をしているうちに、
日本語教育業界もすっかりオンラインが定着。
オンラインで教えた経験に乏しい私は、
9月からの授業、なにもかもが不安だった。
前任の先生から、申請すれば
アシスタントティーチャーに来てもらえると教えてもらったが、
なかなか来てくれる人が見つからず。
もしかしたら一番不安な第1回目は
アシスタントなしになるかも、と覚悟したが、
前任の先生や教務の先生のお力添えで
直前にアシスタントティーチャーが見つかった。
ありがたや~!
アシスタントティーチャーLさんは大学の博士課程の学生さんで、
普段学生寮で暮らしていて学内のこともよく知っているし、
教務との連絡もスムーズ。
初回のTENSENT会議の予約から学生への連絡、
グルチャ作成まで一気に引き受けてくれて、大助かり。
特に私が感心したのはLさんの時間概念。
初回の授業は13:00からだったので、
「私は12:30までには教室に行きますので、
Lさんは13:00少し前に来てもらえますか。」
とお願いすると、
「先生が12:30にいらっしゃるなら、
私は12:10に行きます。」
と言うのでビックリ。
そして当日12:00にはすでに教室にいた。
なんとまぁ!
2回目の授業は12:10に約束したが、
12:00過ぎに、
「到着しました。教室で待っています」
とのメッセージが。
物腰も丁寧で、
決してアシスタントとして度を越した発言はしないし、
授業でもパソコン接続から何から臨機応変に助けてくれて
本当にありがたいです。
何かをお願いした時、
即座に気持ちよく引き受けて対応してくれます。
博士課程の勉強も忙しいと思うのに、
頼まれ事をされて嫌な雰囲気を出さないのが
すごいなと思います。
私のほうが学ばされることしきりです。