日本ビザの手数料が7月1日からいきなり5倍に!?
ある朝、夫が、日本ビザの手数料が5倍になるというニュースを見たと言ってきた。「え?いきなり5倍なんてありえないよ! 中国政府なら突然の政策変更はあり得そうだけど、 日本政府がそんなことするわけがない。 そんなニュース、ウソに決まってる。」夫の見たニュースを自信たっぷりにデマ扱いした私。しかし夫と息子の日本ビザがちょうど6月後半で切れるというタイミングだったので、念のため駐中国日本大使館に電話してみた。すると確かに手数料が大幅に上がることは決まっていて、為替レートによって最終的に中国元でいくらになるか最終的な値段はまだ発表されていないという。その日本大使館への電話で現行手数料でビザ更新できるギリギリセーフの日に直接申請に赴く予約を取り、電話を切った。すぐに実家に電話して戸籍謄本を取り寄せ、大慌てで夫と息子の日本ビザ更新の準備。やっとのことで資料を揃え、汗をかきかき日本大使館へ。いつも通り日本料理「松子」の向かいにある東門(側面の門)から入館。予約時間になり、窓口ですべての書類を提出。書類はすべて問題なかったのですが、最後に手数料を支払う段になって、あ~っ!現金を持参するのを忘れたことに気づきました。大使館ではアリペイやWechatペイが使えず、現金のみの受領でおつりも出ないから、事前にちょうどの現金を準備してくるよう電話でも言われていたのに、すっかり忘れてました。中国でふだん財布を持ち歩くことはなく、現金の持ち合わせは皆無。ただ幸い、銀行カードを一枚持参していたのでいったん大使館を出て現金を準備してくることに。ふと隣を見ると、旅行業者のスタッフとおぼしき人たちがたくさんの中国パスポートを抱えて代理のビザ申請に来ている様子。「すみません、もし現金をお持ちでしたら、 Wechatでお支払いしますので少し分けていただけませんか」と頼んでみたところ、余分な現金はないとのこと。しょうがなくいったん大使館を出て、向かいのビルにATMがないか探しに行こうとしていたら、後ろからさっきの旅行社のスタッフがやってきて、「うちの事務所には現金があるので、 なんならお分けしましょうか」と声をかけてくれた。ありがたや~!そこへそのスタッフの知り合いが通りかかり、「ボク、現金持ってますよ」と事務所へ行くまでもなくその場で必要分の現金を分けてくれた。なんと、ありがたや~!!かくしてなんとかビザ申請を終え、その場で息子と夫のビザを発給してもらって、帰途についた。ほーっ。ちなみに、マルチビザの代金は6月末までは285元/人。7月1日からはなんと1430元/人になるのだとか。本当に噂通りいきなり5倍になるなんてびっくり。日本人の中国入国は30日間ビザなしでOKになっているうえに中国ビザは数か月前に値下げされたばかりなのに日本は逆を行くんですねー。日本政府なりの意図や思惑があるのだとは思いますが、あまりに突然の急激な値上げがいろいろなところでどんな風に影響してくるのか心配です。わが息子と夫も、次回のマルチ申請時にはビザ代だけで2人で2860元(約68,000円)という結構な大金がかかることになります。ビザ代値上げは日本に住む諸外国人にとっても大きな家計の出費になるのではないかと想像しています。→次の記事「中国人夫と息子の日本マルチビザ申請に必要な書類」へつづく。