カテゴリ:読書(現代)
『十二国記』で、すっかりはまってしまった、
小野不由美さんの文庫本を買ってみました。 孤島で起こる猟奇殺人の犯人探しが、メインの ストーリーなのですが、限られた空間、無気味な 巨大な屋敷に住む謎の住人、謎の少女。。。 この設定は、小野さんの別の人気長編小説を 彷彿とさせて、ちょっとなぁ、、、。σ(^_^;) おどろおどろしい雰囲気や、殺伐とした感じは 相変わらず上手いです。 ただ、今回はこの人好きだな~って、感情移入 できる存在がいなかったので、なおさら物語の中に 入りきれなかったのかも。 面白いんだけど、もっと面白く書けたんじゃないかな って思っちゃった作品でした。 犯人は、結構意外で良かったんだけどなぁ。。。 ちなみに『黒祠』とは、『邪教』という意味だそうです。 神社に神様以外の物を祀って、それを崇める信仰と いう意味合いで使われているようです。 黒祠の島 ( 著者: 小野不由美 ) 657円 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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