カテゴリ:読書(現代)
映画化されていたのでご存知の方も多いと思われる
福井晴敏さんの力作長編を読んでみました。 読み終わったのは1月なのですが、もう1度読みたくて 全4巻を読み直してみました。 読んでみると、とても丁寧に作られた作品でした。 登場人物のバックボーンを丁寧に書き込む事によって どの人物も人間らしく、実際に存在しそうな感じです。 特にローレライの乗務員たちには深い感情移入をして しまって、他の場面の話になったりすると、あぁ! そんな事よりもローレライに話を戻して!って思って しまうこともしばしば(笑) 話的には戦争が舞台ですので、かなりきついシーンの 描写も多く出てきます。 文庫本の1巻の後書きの方も書かれていましたが、こんな 辛い話は知りたくなかったって思われる方もいらっしゃる かもしれません、 でもそれは戦争中に実際に行われうる話で、私達に無縁な 話ではないということなんですよね。 戦闘のシーンなど、1回読んだだけでは頭に入らない方も いらっしゃるかもしれませんが、そこを飛ばしたとしても 本当に日本のために戦おうとした熱い想いを持った男達の 気持ちは伝わってくると思います。 4巻は涙なしでは読めませんので、外で読むのはお勧めでき ません。 涙もろい方は、お家で読むようにしましょうね。 まずは、この↓1巻から(^-^*) できたら4巻揃えてから読んだ方がいいですよ~。 先が気になってしまって止まらないと思いますので。 終戦のローレライ(1) 467円 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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