2006/10/10(火)18:12
『千里眼 洗脳試験』 松岡圭祐
すご~く久しぶりに松岡さんの千里眼シリーズを
買ってみました。
内容の方はというと(楽天ブックス参照)
奥多摩山中に忽然と出現した白亜の六角形の建造物。
それは、主宰も目的も不明な謎の自己啓発セミナー
「デーヴァ瞑想チーム」のものだった。
防衛庁出身の元国家公務員で“千里眼”の異名をとる
カウンセラー・岬美由紀は、そこに4000人の人質が
捕らわれ、爆弾テロに脅かされていることに気づく。
その中核にはカルト教団教祖としてかつて日本を震撼させた
あの女の存在があった…。
岬の宿敵・友里佐知子は生きていた!制限時間500分。
増長する現実のテロリズム世界を越える、史上最悪爆弾
テロ成立の可能性を描いたシリーズ第四作。
宿敵のライバルとの戦いということで、期待しながら
読んでいて、途中まではドキドキさせられて面白かった
のですが、ラスト友里の過去が明らかになったところで
え???
って言う感じで、、、。
サービス精神が旺盛な作者の悪戯心なのかもしれないけど
ちょっと行き過ぎじゃないの~って
なんか興がそがれちゃって、残念でした。
最近、このサービス精神がちょっと鼻につくんですよね
面白くしようっていう努力は、買いますけどね。。。
千里眼 洗脳試験
879円