カテゴリ:読書(現代)
警視庁強行犯係・樋口顕シリーズの第2弾です。 季節の変わり目に相変わらず弱くて、微熱が続いて 出かけるのが億劫のなので、読書が進んでます。 お話の方は 刑事の妻が誘拐された、救出の期限は3日。 樋口顕、42歳―。 とびきり無骨で一途な男が突き止めた驚愕の真相とは? 不撓不屈の刑事魂を活写する迫真の本格警察小説。 前作から2年の時が流れていて、比較的仲良しの 家族だった樋口家にも、すれ違いが見え始めた。 そんな時に起こった、身内の誘拐 犯人からの連絡は一切なし、目的も理由も不明。 会話の減った家族の、今の生活や付き合いもよく わからない。 限られた会話の記憶の断片から、どうやって犯人 までたどり着けるのか? この事件を通して、家族との絆が再生される過程が 丁寧に描かれていて好感が持てました この方の作品は起こった事件そのものではなくて、 そういう立場に置かれた時の人間の心理を描いている っていうのが、これまでにない警察小説なのかも。 第3弾の『ビート』も楽しみです ちなみにタイトルの『朱夏』っていうのは、『青春』の 次のシーズンを表す言葉らしいです 朱夏 579円 ビート 780円 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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