2008/08/14(木)15:39
『となり町戦争』 三崎亜記
昨年位に単館系の映画館で上映されていて気になって
いた作品の原作を見つけたので買ってみました。
三崎亜記さんの『となり町戦争』っていう本です。
お話の方は
ある日、突然にとなり町との戦争がはじまった。
だが、銃声も聞こえず、目に見える流血もなく、人々は
平穏な日常を送っていた。
それでも、町の広報紙に発表される戦死者数は静かに増え
続ける。
そんな戦争に現実感を抱けずにいた「僕」に、町役場から
一通の任命書が届いた…。
文庫版だけの特別書き下ろしサイドストーリーを収録。
設定は面白いと思うんだけど、戦争をする意味とかの描き
方が曖昧で、主人公の「僕」と同じく、なんだか「」なまま
読み終えてしまいました。
最後の方で「僕」なりの解釈を語る場面が出てくるのですが
なんだか唐突な印象で、あまり共感できなかったかなぁ。
色々な意味で厚みがない感じでした。
本自体も薄いので、1日で読めちゃたし(笑)
登場人物がすごく少ないので、映像化はしやすいでしょうね。
この本を買った時に集英社の「ナツイチ」キャンペーン中で
ストラップの入った袋型のくじを引いて帰ってきたのですが
開けてみたら「ダーク大佐」でした。。。
全8種類で、他のデザインは可愛いのに
ちなみに他のデザインはこちらから見られます
となり町戦争
499円
江口洋介/原田知世/となり町戦争
4935円