カテゴリ:読書(現代)
前にrose_chocolatさんが紹介されているのを見て
面白そうだなぁってコメントをしたら、お会いした時に 貸してくださいました。 ハードカバーの本って、初めての作家さんの本を買う には勇気がいるし、図書館は遠くて利用してないので すごく嬉しかったです お話の方は あなたは何に「とりつき」ますか? 死んで心残りがある人はこの世の何かを「とりつくしま」 にできる。 妻は夫のマグカップに、母は息子のロージンに。 切なくてちょっぴり苦い、不思議な10の物語。 ちなみにロージンって、ピッチャーがぽんぽんする、 白い粉の入った布袋の中身の「粉」の事だそうです。 この本で、初めて知った言葉の1つです 生命のあるものには「とりつけ」ない。 例えばペットや、植物にも。 そんな制約の中、自分だったら何にとりついて、誰の側で 過ごしたい? そんなことをふと考えたくなる素敵な短編集でした 使われている言葉が、とても綺麗だなぁって思ったら、 もともと歌人さんなんですね、作者の方。 江国香織さんの著作を初めて読んだ時の事を、ちょっと 思い出しました。 あの方も、言葉をとても大事にする作家さんなので。 rose_chocolatさんの所にも書いたけど、旦那さんが 愛用するマグカップに「とりつく」話があるのですが、 家の旦那さんは食器を良く割るのでこれは無理 物を修理したりするのが好きだから、工具類だったら、 大事に長く使ってくれそうかな~って少し思いましたけど、 そうそう出番のあるものじゃないですね 皆さんだったら、誰が使う何になりたいですか? お子さんがいらっしゃる方達は、旦那さんよりもお子さん 優先になりそうかな とりつくしま 1470円 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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