2008/12/04(木)18:41
『252 生存者あり』の試写会
先月の終わりに観て来た『252 生存者あり』の試写会。
この映画も、いよいよ今週末から公開と言う事で感想を
アップしておきたいと思います
お話の方は
観測史上最大の巨大台風に襲われた東京を舞台に未曾有の
災害に直面した人々の姿を描くパニック・ムービー。
新潟中越地震のトンネル崩落事故の奇跡の救出劇をベースに、
邦画史上空前のスケールで一大スペクタクル劇を創出。
レスキュー隊隊長を務める兄を内野聖陽、ハイパーレスキュー
隊・隊員だった弟を伊藤英明が演じる。
脱出と救出の立場から極限下の人間ドラマを紡ぐ。
実景とCGの融合で生み出された衝撃シーンは圧巻。
(シネマトゥデイ)
この映画の予告編って、映画館でも相当前から流していたし、
日テレさん力はいってるなぁって思っていたのですが、、、
私的には突っ込みどころが多すぎて、観た後脱力感が
確かにCGによる災害の映像は迫力満点だし、異常気象や、
地震が頻発している今日の日本にとっては身近なテーマの
作品なんだと思うのですが、都合良すぎる展開や、泣かそう、
泣かそうとするあざとさが見え隠れしてしまい、意地でも泣く
ものかっ!て逆に思わせちゃう感じでした
子役の女の子は可愛かったし、演技も上手かったのですが、
子供を使って泣かそうとする手法は、私は好きじゃないので
特にそう思っちゃったのかもしれないのですが。
日本でもこういう作品が撮れる様になったのね~って軽い
気持ちで観るには良いかもしれませんが、人間ドラマや、
感動を求めて映画館に足を運ぶと、がっくりくるかも。
好きな俳優さんが出ていないなら、あえてお薦めはしません。
タイトルの「252」っていうのは、レスキューの暗号で、
2回叩いて間を置いて、5回叩いて間を置いて、2回叩くと、
「生存者あり」の意味なんだそうです。
なので災害で閉じ込められた時に、この信号をレスキューの
人にキャッチしてもらえると、助かる確率が高くなるのね。
こういう時代なので、これだけは知っておいて損はないかも
252 生存者あり オリジナル・サウンドトラック
2500円