|
テーマ:国内旅行について(2597)
カテゴリ:旅行
昨日の予告通り、今日は友人と日帰りで小布施に行ってきた。
JRがやっている女性限定の格安ツアーで、交通費+ランチ+周辺美術館周遊券で1.5万というからお買い得。 その代わり忙しいの?といわれると、そんなことはない。 まあ、さすがに早朝の新幹線に乗せられるので、夜型人間にはあまりありがたくはないが、まずは現地に着いたらなにはともあれランチ。これも、レストランが早めに来てほしいから。意外におしゃれなレストラン。みれば、桝一という酒蔵がやっているようで、実際に酒樽が店内に飾ってあり、食前酒に自分のところの日本酒をお猪口で出してくれる。 そこのランチも結構おいしい。特に何か珍しいものがでてくるわけではないが、栗おこわ、鮭、なす田楽、お造り、お漬物、などなのだが、素材の味がいいのであまり手を加えずおいしい。 さて、おなかが満たされてから周りを見れば、大河ドラマで信州・甲州が舞台だからこんなにきれいなのかしら?と疑いたくなるくらいコンパクトに江戸時代の街並みを再現したような区画が、その周辺にできている。 で、もうすぐ目の前が小布施の目玉、北斎館。造り酒屋で豪農の高井鴻山という人が、北斎にほれ込んでわざわざ江戸から小布施に来てもらって世話していた。なので、北斎の美術館がそこにある。 北斎の版画はあるのはもちろんだが、改めて見ると、版画にものすごく多色・詳細に書いてあるのに、全然色がずれていない。どうしてこんなにできちゃうんでしょう?昔の人は。また、肉筆画も結構残っていて、菊の花や鮭の切り身と鼠などの絵もあったり、何気に妖怪の絵まであったり。こういう遊び心があるのって、楽しい。確かに、版画は庶民の娯楽だったので、肩肘張らずに見るべきものなので、遊び心はあって当然、といえばその通り。 なので、江戸時代の美術はもっと勉強していきたいもの。 で、ミュージアムショップもなかなかいけている。友人がかった、クリアファイル。透明地に浮世絵が両面にプリントされているのだが、開いてみると遠くに見える景色は後ろ面、近くに見える景色は前面、という風に凝っていたりする。また、私はあやめのデザインのハンカチと赤富士ののれんを買った。結構かっこいいの。 さて、その周辺をめぐれば、栗の木が多い。いがぐりが沢山なっている。都会っ子の二人にはとっても珍しいものである。友人もばしばし写真を撮っていた。 そんなこんなで、小布施を後にすると、長野駅に3時半到着。まだ新幹線の時間まで早いので、善光寺もおまいりすることに。地下に真っ暗なところを通って何かを手探りで見つけると、幸運らしいのだが、あれあれ、といっているうちに出口に。あーあ。 気を取り直して、おみくじを引いてみる。末吉だけれど、待っていれば果報ありとのことで、打ち出の小槌が入っていた。はい、果報、待ってます。 そうして歩いて長野駅についてお土産のおかしをかえば、新幹線の時間。本当に日帰りでちょうどいい内容なんです。 で、昨日までデジカメをもっていくぞと固く決意をしていたのに、うっかり忘れてしまった。なので、今日の収穫のうちハンカチをば。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 3, 2007 07:06:20 PM
コメント(0) | コメントを書く
[旅行] カテゴリの最新記事
|