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我思う、ゆえに我あり

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yukie_yo

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November 14, 2007
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カテゴリ:時事
福田首相が15-16日と訪米するのにあわせて、ワシントンでも予習セミナーがいくつか開かれた・る予定。予習セミナーというのは私の命名だが、他国の首相や大統領などがワシントン訪問したり、ブッシュがどっかに行ったとか、どっかの国で大統領選とか総選挙、参院選があるいうと、事前にこんどのサミットではこんなことが話題に出るよ、とか、かくかくしかじかの問題を話し合うはずなので、かくかくしかじかの会談結果が発表されるはず、とか、こういう結果になればこういう影響がアメリカとの関係で出てくるかも、などと各方面の専門家が予想、解説する。

で、当然ながら日本でも報道されている通り、ゲイツ国防長官が福田首相訪米前に来日して会談して話題になっているが、インド洋沖給油問題が、アジェンダの1つとしては当然でてくる。

日本としては、戦略的に考えるなら、北朝鮮核問題についてアメリカが日本を裏切って対北朝鮮協調姿勢に転じたことへの報いだといって、給油再開をしてほしいのなら、北朝鮮についてはライス・ヒルだけで勝手に事を進めるんじゃない!と言いたいところだが、方向転換すれば給油を確約できるの?といわれると弱いだけに足元を見られる可能性は大である。また、方向転換するくらいなら、別に給油はいらないよ、とあっさり言われる可能性もまたある。

それはおいておいて、たかが給油活動がこんなにも引きずるのが、何をおいても情けない。

確かに、ある意味、日米関係はそれくらいしか(進展の可能性のある)話ががないということの裏返しでもある。(本来なら、沖縄の米軍基地移転問題など話し合うべきことはあるにはあるが、サミット会談ではこうした膠着した問題について話し合っても特効薬がなければ成果として発表できないだけに忌避されがち)

が、たかだか、シンボリズム以外何者でもない問題でなぜにこんなに大騒ぎする?これこそまさに針小棒大。小沢が停止させるぞと脅しをかける前には、ワシントンで日本の給油活動の貢献を知っていて感謝している人間なんぞ何人いたというのだ?NATOの他の同盟国が軍派遣をしている中で海のガソリンスタンドの貢献がどれほど大きく見えるというのだ?

そりゃ、ないよりかは断然まし。が、日米同盟を脅かすほどに思わせるような、この扱いは何なんだ?

本来なら、給油で協力できないなら、他のかくかくしかじかでは協力するよ、という提案型の会話がどうしてできない?それこそ小沢のいう、ISAFに自衛隊派遣する方がはるかに貢献度は高くなるし、アフガンもこれから泥沼化していくことが確実なだけに、個人的にはいい戦略だとは思わないので、せめてアフガンの貧困削減、麻薬製造削減にもっとODAを出すよ、とか言い方はいくらでもあるだろう。

何か1つつまづくとぐずぐずとはまっていく、この単純思考、何とかならないのかしら?

日本側も日本側ならアメリカ側もアメリカ側だ。なぜにこれほどまでに小沢に対して嫌悪感を抱く?小沢は断じて反米ではないし、むしろ「普通の国」として日米同盟強化してより大きな国際貢献をしていこうという人だ。日本専門家と自負するなら、最大野党、民主党の大物、小沢くらいちょっとは勉強しとけ。ましてや、小沢はもともと自民党幹事長までやった、大物政治家である。まあ、だから、シーファー大使もこの間ようやっと小沢に会おうという話になるんだろうけど。

さらにいえば、参院選で向こう3年は民主党は自民党を苦しめられる立場になっている。個人的に小沢が好きとか嫌いとかいうのではなく、間違いなく民主党はよりウォッチ対象となっていることを知るべきだろう。





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Last updated  November 14, 2007 03:59:19 PM
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