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カテゴリ:アメリカ・日本の発見・比較
人使いの荒い上司のせいで昨日はほぼ徹夜で残業です。土曜なのに。。。(ちょっとだけ昔のコンサル時代を思い出してしまった)なので、昨日はブログをかけませんでした。で、今日も半日残業。
仕事の途中で米独防衛協力について調べた。すると、ひょんなものが見つかる。 「国際軍備協力ハンドブック」By米国防総省 アメリカがどの友好国とどういう防衛協力プログラムを組んでいるかを書いてある。ページ数にしてざっと200ページ弱。まあ、アメリカの場合、友好国、同盟国が沢山あるので、公表できる範囲を並べたれてばこのくらいになってしまう。 多分国防総省が、議会に対し、これだけ友好国と協力して国防費を下げる努力をしてるんですよ~とか、友好国はこれだけがんばってくれてます、というのを伝えたくて書いてるんだろうけど。 そういうつもりで公表している文書は他にもある。以前米軍基地受入国の思いやり予算をかいた文書を毎年発行していたが、逆に米軍基地受入国政府がそれを入手して地位協定改善運動などに使うようになってしまったらしく、とうとう公表をやめてしまったものもある。 が、前から不思議なのは、国防総省って、意外に色んな文書を公開している。ペンタゴンのホームページから文書を取り出しにくいような設計をしているとしか思えないフシはあるが。それでも、無理やり探す努力はしてます。 で、ふと思う。何でこんなに公表してるんだ?最初にかいたハンドブックにしても、俺たちはこれだけ新しいものを作ってるんだぜ、と半分自慢に近い。多分実際そうなんだろうけれど、それ以上に、高らかに米軍が誇れるものを知らしめることでアメリカの敵になればどういう破壊のされ方をされそうか、よーくみとけっ、っていいたげである。これを「抑止」ともいう。 これは、勝ち誇った人たちがポーズしているような感じだが、こうした抑止力がテロなどに適用されずに愕然として大騒ぎしている、いうのが911以降のアメリカの実情のような気がする。それは、どうしたらいいか分からない、という恐怖におびえているようにも思える。 確かに知らないということは、恐ろしい。が、うまくはいえないけれど、その恐怖感がアメリカ人の方が日本人よりも強く感じているような気がする。 まあ、謙虚さの問題?という気もしなくはないが。または、自分が世界を支配しているつもりだから?というべきなのかどうか微妙だが。。。 うーん、もう眠くなってしまったので尻きれトンボですが、今日はここまで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 3, 2007 04:42:21 PM
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