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テーマ:芸術いろいろ(159)
カテゴリ:仕事
東京に帰ってきてから毎日何だかんだと出て歩いていたので、今日こそは一日家で休養と決め込んでいたら、すごくいい天気。まったく。。。
いい天気に負けず、家で本でもなんて思ってたら、あー、変な仕事がたまってる。。。 変なわけではないのですが、実はDCのオフィスは、お隣が中央アジア部で、いろいろ写真を飾ってあって、ブースだらけのオフィスですが、中央アジア感をかもし出しております。 ですが、うちは最近引っ越してきたばかりで、ここは日本を扱っているのね、というのが全然分からない。何一つ日本を示唆するようなインテリアがない! おかげで中央アジア部あてに来る人たちがこっちに迷い込んできてしまう始末。これでは、存在感がなくていかん!という話があって、ボスがぐちぐちいうので、私が東京にいる間に何か買いましょう、という話をしておりました。 で、何が手ごろかしらん、と思っていると、やっぱり浮世絵でしょう、と思い当たりました。もちろん、江戸時代に刷った版画なんてとても無理だけど、プリントなら1000円台からある。とはいえ、現代の刷り師たちによる復刻版なら安くて7千円、簡単に1万円を越えてしまう。 そして、うちのボスは時間にルーズなわりに、結構お偉いさんが面会にこられるので、下手なものを飾ったら馬鹿にされそうですが、その点、浮世絵なら悪くはない。(春画は別にして) しかも、東海道五十三次や富嶽三十六景などセットで持っていれば、時折入れ替えなどすればなかなか飽きは来ないし、大体日本人だってそうそうこれら全部を見ているわけではない。有名な赤い富士山とか、波間から見える富士山とか、お江戸日本橋、箱根とかなら見たことあるけどさ。 なので、有名な奴とかあまり知られていない奴を織り交ぜれば、いいんじゃないかと。 というわけで、調べてみると、すごく有名な奴って、五十三次ばかりではなくて、富嶽や名所江戸百景なんかにまで広がっている。むむむ。 ネットで調べてみると、五十三次は良心的な値段で売っているところを発見。全部55枚(53宿+起点の日本橋、終点の京の三条大橋で実は55枚)に額まで一つついて2万。ちっちゃい奴ではありません。原寸大なの。 気をよくして、富嶽三十六景は?名所江戸百景は?なんていっていると、そういう良心的なものに出会えない。富嶽は6万円台が一番安いけど、高いしなあ。でも、デザインはいいのよねえ。波間からの富士山とか赤い富士山とか、作りかけの桶の間から見える富士山とか。。。 名所江戸百景に至っては、フルセットで見つけたのは100万円!きゃー、むり。やっぱり皆さん、手摺りで復刻するからこういう値段になっちゃう。でも、この江戸百景にあやめとかこいのぼりとか梅の花をどーんと前景においた図とか、結構かっこいいデザインがあるんだよねえ。。。 なんて、どうしよう?と思っていたのですが、ふと、絵はがきサイズならありかも!と気づく。 と、ありました。富嶽全46種類の絵はがきセットが4000円也。絵はがきならば、写真立ての種類が豊富なアメリカのこと、大き目のものを買って、5、6枚いっぺんに飾れるじゃない? が、江戸百景はそれでも難しい。全部ってなかなかない。ちなみに、百景といっているくせに、実は112種類あるのね。何とか、69枚セットのものを発見。が、中身が何なのか、値段が書いてない。でも、この枚数は魅力。富嶽と同じくらいの値段なら買いたいなと思い、問い合わせてみました。(今日は日曜だから、明日返事がくるものと思われる) こんなことをやってると、結構時間がたつのよね。。。ま、ネット上だけど、結構目の保養にはなって楽しかったけど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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