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トヨタのリコール問題。最初、CNNが取り上げていたのをみて、トヨタいじめですか?と思っていたら、ウォールストリートジャーナル辺りが、やりすぎだろっと茶々をいれた。
最初はアメリカでリコールをしないので、不公平じゃんか!とアメリカ政府はいいはじめたら、さっさとトヨタがアメリカ内でもリコールを始め、何となく振り上げたこぶしのおさめどころを失った感。 まあ、トヨタ本社的には、昔の再来か?といういやな記憶がよみがえったか、早いとこリコールしとけ、ということなのだろうか。 けど、やる気になったら、動きはさすがに速かった。本当に事故につながるのか?そのブレーキの不具合は?という疑問もなきにしもあらずで、拙速か?という印象はあるものの、膿はだすタイミングになったら、一挙にだすことが肝心だ。 そのせいだろうか、こんな世論調査がある。 トヨタの反応は? すごくよかった:8%、よかった:33%、まあまあ:33%、よくない:19% アメリカ政府の反応は? すごくよかった:5%、よかった:23%、まあまあ:37%、よくない:19% と、アメリカ政府よりも高い評価をトヨタは受けるに至った。まあ、政府の方は、監督不行き届きの汚名を逃れんため、責任をトヨタに一方的になすりつけようという魂胆が透けて見えるし。 意外に、アメリカの一般市民は冷静、というべきか。毎日使っているものね。それなりの信頼感を作っているとみてよいのかもしれない。 もちろん、これから議会での公聴会が控えているから、そのときに下手なことをいわなくて、言ったことはちゃんと実行に移せば、トヨタのイメージダウンはかなり抑えられるのではないだろうか?(あくまで、イメージ戦略上だが。もちろん、株価や利潤への悪影響はここで問うてはいない) かなりトヨタの悪口がリコールにかこつけて書かれているようだが、リコールなど、不具合は人間がやっている以上、絶対におきる。プリウスだろうと、新型車種だろうと。ので、それが不幸にしておきたことそのものは、問題ではない。 むしろ、それをどう対処するか、信頼についた傷をどう最小限にするか、どう傷ついた信頼を取り戻すか、そうした対応が手腕の問われるところ。 そう肝に銘じて、がんばってほしいもの。 最後にお知らせです。 今度の週末にニューオリンズに行ってきます。ので、火曜までお休みします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 13, 2010 02:30:31 PM
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