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そらのした

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2003.09.08
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カテゴリ:カテゴリ未分類
お買い物にいきました。
見知らぬ、お年を召したご婦人が這って移動しておられました。。

行きたいおうちがあって、
そこまで行くんだと。。

昔あった自転車やさんらしいのですが、
今ならともかく昔のお店については、
ゆうきにはよく分かりません。

おぶってさしあげようと思ったのですが、
胸が痛いからよしてほしいとのこと。

途方にくれていたら
とおりがかったご婦人が助けてくださいました。

その元・自転車やさんの場所の確認
そちらの方への連絡
などなど・・

私は、そのお年を召したご婦人のそばについていました。
お話を聞いていました。
ちょっとだけその方のヒストリーも拝聴しました。

わたしは、
中指が曲がっていた右手につい触れてしまいました。

この右手にも歴史があるんだろうなって思いながら。

そして、
ありがとうといいながら、
そのご婦人はおうちへ向かっていかれました。

助けてくださったご婦人と帰り道、
ちょっとだけお話をしました。

老婦人の姿が、ご婦人のご母堂に重なったそうです。
「ほっとけないよねえ。」
「そうですね。」

その後、このご婦人はスーパーへ行かれました。
名前もついに聞くことはありませんでしたが、
人のあたたかさを感じました。

そんなことがあった一日でした。





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Last updated  2003.09.08 19:30:00



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