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そらのした

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2004.11.15
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カテゴリ:徒然に。
今日からいわたけ家では新米を食すことができます。
もっとはやくにお店では売っていたのですが、
いとこのおうちでできた新米を分けていただいていて。
でも、以前からのお米がまだ残っていて。
やっと昨日なくなったので・・・。

掛け値なしに、美味しかったです。

あまり味覚に繊細ではないいわたけ家も感動。
新米♪と買い求める人の気持ちが分かったような気がしました。
でも、こんなにおいしいのは、
作った人の顔がわかるからかもしれません。。。

いとこのおうちでは、初めてこんなにお米ができたそうです。
そのファースト豊作のお米。

感激も、ひとしおです。

つれづれにここに、書き出す記憶。
以前、他のいとこから、
「おねえちゃん、この卵食べてね」
と、ちっちゃなちっちゃな卵をもらって、
卵かけご飯にしたのです。
どうしてこんなにちっちゃいんだろう?
と不思議に思いましたが、
それは、彼女のおうちで飼いはじめたちゃぼの、はじめて生んだ卵、だったのです。

「受験で大変なおねえちゃん、これ食べて頑張ってね」

あのときの感激は、忘れられません。
食べたかっただろうに我慢していて、
深夜にしか到着できなかった私を、おきて待っていてくれて、
小さな手に乗せて渡してくれた。

はじめてできたものを、手にする喜び、
人に分ける喜び、
その陰にはどんな深い、ひとのやさしさがこもっているのでしょうか。

あったかい記憶を、かいてみました。





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Last updated  2004.11.18 21:49:44
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