コスモポリタン・ライフ

2007/12/18(火)02:16

典型的スウェーデン人

ストックホルム(64)

サービス受けるなら金払え、といわれるスウェーデンだが、例の私の通い始めたジムの後日談がある。 ジムといってもジムを利用するという最低限のサービス以外、タオルもない、飲料水もない、シャンプーもない、ロッカーキーもないと思っていたら、レセプションの奥を見ると・・・  すべて有料で売っているではないの。なるほど。欲しけりゃ金払え、だ。  そして、館内に設置してある公衆トイレのペーパーナプキンのようなものは、 実は・・・・・・使用後に汗などで汚れた場所を 「自分で掃除しろペーパー」だった。 よく見ると数人の人がペーパーの設置場所まで行き丁寧にもすぐ下のゴミ箱に引っ掛けてあるスプレーを取ってきて、シュッシュシュッシュと掃除しているではないか。  なんじゃ~そりゃ~! そういえば、思い出したことがある。  ドバイのあるホテルのビーチでのことである。ビーチに面したレストランで食事をしていた私たちはある一人のお客がビーチの係員に何かを尋ねているのを発見した。 そのお客のアクセントからスウェーデン人と分かったのだが、ビーチの係員が「じゃあ、ボクが取ってきましょう」というようなふりをしたので係員はお客にサービスをしようとしたのだろう。  その瞬間、そのお客は、「あ、いいよ。自分で行くから」といわんばかりに納得したように自分で走り去って行ったのだった。  それを見た夫は・・・・・  あれは典型的スウェーデン人。   人にモノを頼んだらお金がかかるということ本能的に知っているスウェーデン人は、自分で走るのだ。  アラブ人ならとっくに係員を走らせている。   

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