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カテゴリ:漫画
![]() 今日は12月28日。D様生誕祭でございます。(バカ作者) もう46回目だというのが恐ろしい。毎年騒いでいる作者もどうかと思うが…まあバカなんだろうね。 このキャラがいなかったら漫画描いてないし。何やっていただろう。想像もつかない。 で、今日アルファポリスさんへ十憶霊河の現代編の方をアップしてきたんだけど、内容酷過ぎない?暗いしシリアス過ぎるし読みたくなくなるって当時よく言われたものだ。うん、私もそう思う。 表現の仕方も悪いし下手だし、あまり読者さんのこと考えないで描いてるよね。だからすんごく批判された。本を無料で配っても「要らない」と返されたこともある。返すなら捨てろと言いたいのだが…。 作者が暗いと作品も暗いわけで、この導陽くんというキャラは犠牲になったね。描く前はもっとエピソード盛り込みたかったんだけど、時間とお金がなかった。技量も。イベントに出る体力がないから売る方法も限られたし。 まあそれでも3巻本にしたんだよね。今うちの物置で在庫が埋まってるよ。この間発見した。3.11で残部全部ダメにしたと思っていたら、まだあったのね。段ボールの中でずっと眠っているのだわ。だれかもらってくれる人…いないかなあ。あーでも身バレするんで後書きとか何か所か切り取らないと世間に出せない。 ええと、お誕生日なのに暗いですね。暗いのはストーリーだけにしておこう。1978年当時、まだ昭和。絵も描けない頃。これを形にするにはプロを目指すしかないと思ったのが1980年、これも昭和。同人誌で描いて行ければとも思ったけどお金でもめてそれもできなかったし、やっぱプロしかないじゃん、とD様のためだけにプロ漫画家を目指した。 投稿して、変に入賞するから勘違いしちゃって、デビューすればいつかはD様を…とそればっかり考えていた。それで紆余曲折あってデビューして、担当さんにこういう話を描きたいんです、とプロットとキャラ表見せたら「悪くない」というのでネーム切って、また見せたら、悪くないけど、これ主人公病弱設定だめだよ、それから主人公は女子にして。お守り役が美形男性だからとかなんとか。 それじゃ話が全然違っちゃうじゃないかよーと担当と言い合い。お金取るには読者に合わせないと、と担当。そりゃそうだ。でもD様は病弱設定ありきのキャラなんで、それを取ったらD様じゃない。病気持ちのか弱いヒーローが敵と病魔と闘う姿が描きたいんじゃ!というわけで連載の話は流れる。 で、21世紀になってから一度捨てた漫画をデジタルで復活させて描いたのが十憶の現代編。本を担当さんに送った。けちょんけちょんに言われたけど、言いたいことはわかった、あんたは漫画家じゃなくて職人肌だから、金儲けとか考えず描きたいものを描きなさいと呆れられた。そういう人は珍しいそうだ。 話長くなる。というわけで、D様は日の目を見ない街道を突き進んでいるのであった。もし本人に聞いたらきっと、「ぼくはそれでいい」って言いそう。作者が作者ならキャラも…というやつ。 リンク。ほんと読者のこと考えてない漫画だな… 十憶霊河 (現代編) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.12.28 09:36:32
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