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カテゴリ:漫画
![]() AI絵。内容は昔の実話。よく漫画雑誌に占いコーナーあるじゃん、ああいうの書いてる占い師とかおかかえ霊能者とか編集にはいたりするのよ。特に夏の怪談特集なんかやる雑誌はそれでお祓いしてもらったりするの。 で、そういう霊能者に取材しろと来たもんだ。テレビに出ているような有名な霊能者だから(1990年代ね)ビビりまくりながら行ったの。その霊能者さんのオフィスへ、担当とふたりで。霊能者さん登場の漫画も私が描くという話。 それで、みてもらった。すっごい豪華な部屋で、まず心霊写真をいっぱい見せられた。すごい雪がたくさん降っている写真ですね、と言ったら、それ晴れの日ですよ、写っているのは全部オーブです、と言われまずビビる。夜に降る雪を写すときれいなの撮れるじゃん、ああいう写真だった。 で、霊能者さんの鑑定ですよ。私の前世とか、後ろに憑いてる人とか、金運とかいろいろみてくれた。 それが、その霊能者さんが担当に言うのよ。この人、金運出てませんね。漫画家で金運が出ていないのは大成しないということですから。なんてとんでもないことを言う。担当は真顔で霊能者さんを見つめている。 さらに、有名になる人はね、と始めて大御所先生の名前をいくつか出して、オーラが違う、守護霊が違う、天からの授かりものが違う、と延々という。ふーん、そうなのか、そうだろうなあ、有名人は、などと思っていると、 「あなたにはそういうオーラが全然ない。有名には程遠い、そうだな、有名と言ってもせいぜい町内では知られる程度かな」、なんて言ったんだよ。 テレビにも出ている有名な霊能者が。私はその人知らなかったけど、テレビの占い番組もあまり信用しなかったけど(占い師が100人とか出てくる時代だった)…それを言うのはあんまりじゃない?これからの仕事に影響したらどうするんだよ、と思っていたら、担当が食いつくように霊能者さんの話聞いてるの。 それから仕事だからその霊能者さんの紹介漫画は描いたよ。だけど、そのあと仕事がぱったり来なくなった。 電話をしても担当に居留守を使われる。やっと出たと思ったら仕事は当分ないからかけてこないでと言う。 これって、私の人気の無さもあるけど、霊能者に占ってもらって本気にして切りにかかってきてるんじゃないの?と思えた。「町内の有名人」程度のオーラしかないヤツは要らんという。 占いで。この霊能者が完全に未来がわかるとか、そういうんじゃないでしょ?それに考えれば悪口ばかりだった。何か初めて会ったときに印象が悪く感じたもの私は。合わない人っているじゃん。波長が合わないとかさ。 漫画家志望は掃いて捨てるほどいる。だから霊能者の言葉を鵜呑みにしやがったな担当! まあ漫画界自体が傾き始めた時代だったから。しかしアニメ化バンバンしている大御所とデビューしたてほやほやの新人を比べられても。オーラだって変わって来るかもしれないじゃん。遅咲きだっているじゃん。 というわけでこういうこともあったのさ、と書いておく。漫画にはしづらかったのでね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2025.09.15 20:38:31
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