ゆきみねこ通信

２月初旬、約１年ぶりに歯医者に行きました。

痛みがあったわけでなく、そろそろ歯石取った方がいいかな～くらいの気持ち。

以前、勤めていたところなのですが、結婚や出産を機に退職したスタッフが多くて、
私が顔を知っているのは、先生と開院当初からいる歯科衛生士さんのふたりだけ。

「おっ、久しぶり～！私が歯石取ってあげるよ。」

「虫歯はないけど、半年に一度くらいの割合で来てね。」

そんな会話が最後になるなんて。

金曜日の朝、その衛生士さんが亡くなったとの連絡があり、
電話を切ってからも、携帯を持ったままぼ～っとしていました。

“この前まで元気に働いていたのに、何かの間違いでしょ！？”

気持ちの整理もつかないまま、お通夜へ・・・

歴代のスタッフがこんな形で集まるなんてね。（Ｔ＿Ｔ）

「お昼休みに休憩室で昼寝してた時の顔と変わらないのに、もう目を覚ますことはないんだなぁ。」

棺の中で眠るその人を見て、そんなことを思っていました。

仕事も家事も一生懸命。

何よりも、義理のお母さんの介護が一番大変だったのではないでしょうか。

神さまがお疲れさまってお休みをくれたのかもしれないけど、それにしては若過ぎます。

いつもほがらかで、とてもあたたかい人でした。

心よりご冥福をお祈りいたします。