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カテゴリ:小説
とうとう終わってしまいました…『彩雲国物語』…八年間、楽しませてくれた作品が完結するというのは…正直、複雑な気持ちです。 私とこの小説との出会いは、本当に偶然で、学校の帰りにフラッと本屋に立ち寄り、ゴールドの帯に「第一回角川ビーンズ小説賞、奨励賞・読者賞W受賞」と書いているのを見つけ、 「面白いのかな?試しに買ってみるか♪」 という感じでした。それが、八年前、『彩雲国物語』第一巻初版との出会いでした 家に帰り、読み始めると、面白すぎて、いっきに最後まで読み切ってしまったのを覚えています。 次の日、学校で友達に 「『彩雲国物語』って知ってる?」 と聞いては(その時は、まだアニメ化の話もない時だったので)、知らないという友達に本を宣伝してまわったのが昨日の事のようです。 満足度 : ★★★★★ 見所 : 登場人物が皆、美形で、生き生きとしている。 主人公は、名門のお嬢様。17歳? 頭もよく、性格もよく、主人公として完璧。 国王(19歳?)は、とにかく主人公に一途。 あらすじ : 秀麗は彩雲国でもピカいちの名門・紅家のお嬢様。 なのに家計は火の車。貴妃になり王様の教育係に!という仕事が…。 なんやかんやで彩雲国初の女性官吏になった秀麗。 様々な仕事を、信頼できる仲間を作りながら乗り越えていく。 国王・劉輝も、反国王派と、玉座をかけた駆け引きを繰り広げる。 最終巻まで読んだ感想は… すごく面白く、満足した小説でした。私の永久保存版です ただ…最後が…全部うまくいってハッピーエンドとはいかなかったので…考えさせられました。 子どもが生まれたのは、心の底から嬉しかったですが…秀麗には、もっと長生きしてほしかったし…劉輝との新婚生活ももっと読みたかったし…子どもが長生きしてくれたのが…せめてもの救いだったように思います 作者の雪乃さんは、たぶん…ハリウッド映画のような終わり方ではなく…読者の心にいつまでも考え続けてほしい…何か…思いがあるのかな…と思いました。 外伝など出して、特に、最後の2ページについて少し詳しく記していただきたい気持ちは大きいですが…出してくださらないのかな…。 雪乃紗衣さんの次回作が出たら、必ず必ず購入しますね これからも、応援しています 【送料無料】彩雲国物語(はじまりの風は紅く) 【送料無料】彩雲国物語(黄金の約束) 【送料無料】彩雲国物語(花は紫宮に咲く) 【送料無料】彩雲国物語(想いは遙かなる茶都へ) 【送料無料】彩雲国物語(漆黒の月の宴) 【送料無料】彩雲国物語(朱にまじわれば紅) 【送料無料】彩雲国物語(欠けゆく白銀の砂時計) 【送料無料】彩雲国物語(心は藍よりも深く) 【送料無料】彩雲国物語(光降る碧の大地) 【送料無料】彩雲国物語(藍より出でて青) 【送料無料】彩雲国物語(紅梅は夜に香る) 【送料無料】彩雲国物語(緑風は刃のごとく) 【送料無料】彩雲国物語(青嵐にゆれる月草) 【送料無料】彩雲国物語(白虹は天をめざす) 【送料無料】彩雲国物語(隣の百合は白) 【送料無料】彩雲国物語(黎明に琥珀はきらめく) 【送料無料】彩雲国物語(黒蝶は檻にとらわれる) 【送料無料】彩雲国物語(黄梁の夢) 【送料無料】彩雲国物語(暗き黄昏の宮) 【送料無料】彩雲国物語(蒼き迷宮の巫女) 【送料無料】彩雲国物語(紫闇の玉座 上) 【送料無料】彩雲国物語(紫闇の玉座 下) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年07月04日 23時52分40秒
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