ネタバレあります
吉田鋼太郎さん、紫綬褒章おめでとうございます🍾🎊🎊
このタイミング!
大感激、感慨深くお祝い申し上げます!
毎年言っている気がしますがこの5月に
さい芸に
くることができるのは嬉しいですね!
晴れて気持ちもよかったです。
さいたま芸術劇場
彩の国シェイクスピアシリーズ 2nd
Vol.3「リア王」を観に行きました!
先月映画「ハムネット」を観たからか
シェイクスピアはどんな気持ちの背景によって
この戯曲を書いたのかなと思いを馳せる
王と娘たちが
破滅していく展開に、新しい時代への渇望や
あるいは「いっそすべて消えてしまえ!」という社会への痛烈な風刺をしていたのかな。と思ったりしました。
私としては
家族のため、誰かのために必死に筆を執っていたであろうシェイクスピア。
最終的に
劇中で理不尽な運命に翻弄されながらも生き抜くケント伯やエドガーの存在は、慰みであり、救いなのかな。
「優しい人がやっぱり生き残る世であって欲しい」と
自分の中で感情を腑に落とすことができました。
長塚圭史さんの演出と舞台美術
長塚さんの演出は、俳優一人ひとりの演技力と人間としての魅力を信じているように思えた。
荒野みたいな見ようによっては古墳⁉︎お墓?と
思わせるセットも印象的で、「人は結局、みな土に還るのだ」という無常観が象徴されているようでした。
我らが吉田鋼太郎さんのリア王は
王としての威厳から、徐々に哀れで弱々しい老人へと零れ落ちていく姿は凄まじく、悲しかった。
さらに
娘へのあまりに酷い悪態には「こんな父親は嫌だ!」と真面目に思ってしまうほど。
内に怒りを溜め込んでいき発散へと繋がる
石原さとみさんの演技は、これまでの父娘の積み重ねを感じさせしっくりきたし、より役柄に立体感を感じました。
松岡依都美さんの
次女リーガンも家族の間を調子よく
良い意味でも悪い意味でも
泳いでいた感じがよくででいた。
吉田美月喜さんのコーディーリアは、青竹が伸びていく
ような感じで姉たちとは違う1番愛されて
育っただろう雰囲気に満ちていてだからこそ
ラストは涙せずにはいられませんでした。
三人三様であると共に
彼女たちもまた、嵐の中を彷徨ったリアと同様に、行き場のないもどかしさを抱えた「ひとりの人間」として見えて
物語になっていたように感じました。
繊細さと豹変さを見せた矢崎さんのエドモンド、そして武骨な善人ゆえの過ちが切ない山西さんのグロスター伯、
次どうくる?と目が離せない山内圭哉さんのケント伯もとってもよかったです。
グロスター伯は藤原竜也さん演じる
息子エドガーとの親子愛の深まりは、今後の公演でさらに熟成されていくのではないかと。
藤原竜也さんのエドガーは
純朴な立ち居振る舞いから、絶望、そして狂気へと至る振り幅は竜也さんだからこそ。
さらに
物語上なかなかの悲劇場面が続く中、観客にホッとする
気持ちを与える役割も請け負っていました。
というのが初日受けた感想。
ここから、またどう変化があるかな。
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最後に
竜也さんエドガー衣装チェンジもあり
すんごくかっこいいし、エドガーの純粋さが
これまた、可愛いよかったです