東映MC「八百万石に挑む男」1961
この映画はちょっと肩が凝りまっせぇ・・チャンバラはありませんからな~あ。市川右太衛門の円銀を堪能する映画でんがな~あ。タイトルの800万石は、葵ですがな~あ。つまりは将軍家、当時は吉宗と言うことでんがなーあ「天一坊」としたら、わかりやすかったんだがな~あ。監督は中川信夫なんでなーあ、東映で撮ってますからねぇ 天一坊の参謀の山内伊賀之亮を演じるのが市川歌右衛門で、その威風堂々とする様は、格好がいいがな~あ。相手の老中の知恵伊豆を演じるのが、山村聡ですがなーあ。ちょっと相手に不足を感じるな~あ。やっぱり、山形勲でないとなーあ、とはおっちゃんの考え。天一坊は中村賀津雄で、なかなか上手いですねぇそれに、参謀の僧を演じる柳永二郎も、迫力あるがな~あ。道は2つある、お前が本物なら密かに名乗り出よ、そうすれば、大名の婿養子くらいにはしてくれるだろう。でも、偽物なら、堂々と御落胤と名乗り出て、将軍相手に大勝負というのだ。天一坊は、後者を選ぶことにしたのだ。それで、江戸には出ずに、大阪、京都で認めされて、その後、江戸に出て勝負というのだ。そして、豪商・豪農から資金を調達して行くのだった。娘まで差し出す商人がいたのだ。そして、知恵伊豆との対決の日が来た、伊豆が用意した難問を見事に、裁いていく伊賀之亮だーあ。こゝが、見せ場なんでしょうがねぇ、このやりとりがちょっと高度すぎるがな~あまーあ、さすがに伊賀之亮だと思わせて、勝負有りというところででょいな~あ。さが、伊豆はまだ仕掛けをようしていたのだ、大岡越前守だった。天一坊と越前の対面で、伊賀之亮が最初に行ったことと同じことを言った。それで、伊賀之亮は負けたと思ったのだ。本物楢、実の父を困らせる出ないという、御落胤と認めれば、御三家と並ぶ格式か、または9代将軍と言うことになる、これでは天下が乱れるというのだ。さすがに、重要な役と思ったのかなーあ、河原崎長十郎が越前でんがな~あ。まーあ、これは芝居の筋書きと役者の醍醐味を楽しむ映画でんがなーあ・吉宗の御落胤なら、葵新吾の方が楽しいでんがなーあ。こっちは、大川橋蔵で大ヒットしたがな~あ