赤かぶ検事を読む「おかしな年頭問答」
赤かぶ検事シリーズ10冊目「赤かぶ検事転勤す」に収録のでんがな~あ。「野生時代」の昭和58年1月号に掲載。 赤かぶ検事の山口での初の正月だ、検察事務官の美貌の女性も晴れ着で出勤だ、笛吹警部補とこの地方の正月の挨拶を交わすが、赤かぶ検事だけが解らない。それで、この地方の正月の挨拶について語られるのだ、毛利家が徳川がの外様となって冷遇されたと言うことか来るものだと、いきさつが語れますがな~あ。これがメインのような話ですなーな。事件は、起こったんですがな~あ。、犬が惨殺されて、死骸が持ち去られたという事件が相次いだわけで、その犬の死骸がまとめて発見されたとな~あ。容疑者は逮捕されるんですがな~あ、これが有力書写の息子ときたもんだ。その男は、覚醒剤をやっていた容疑もあり、追求されるがな~あ。結末は尻切れトンボでな~あ、なんかその場を紛らわせたような作品でんがなーあテーマは、犬が殺されたことは、殺人ではなく、犬が飼い犬なら器物破損罪で、これは親告罪と言うことだそれに所有者の解釈なんですがな~あ、主人か、夫婦の教諭とかというようななーあ。そして、覚醒剤を検査とするために、尿検査を拒否ししたために、散髪した頭髪から検査したなどな~あ。そういった法的解釈の問題がなーあ、テーマとなってたな~あ。事件としては肩すかしされたような作品じゃったなーあ。