変なじじい『ゆきのじょーお』

2006/02/02(木)21:03

木下恵介「永遠の人」1961

キネマ(1690)

 何を描きたかったんだろうな~あ。憎しみですかーあ。 成瀬と違って、実感がないんですよねぇ・・ 頭の中で作り上げた世界なんですよねぇ  憎しみ合っている夫婦ですが、それでも子供を3人もうける。 憎しみながら、交尾して楽しいんですかねぇ、肌を触れあえば、何か連帯が生まれるんですがな~あ。 女の方は、どうして♂を受け入れてるんですかねぇ・・ ただ、感情がなくて、なされるがママにしている。 そんな、意志を抱いてるような感じで、子供を作るんでしょうかねぇ  3人も子供を作りながらねぇ、憎しみ合ってる夫婦ねぇ・・・ そう言う、憎しみを生き甲斐に生きている女、そんな女を高峰秀子が演じてますがな~あ。 そら、上手いでっせぇ、この映画は高峰以外の女優では難しいな~あ。 ぞーっとするものを感じましたがな~あ。  相手もな~あ、そら意地の悪さを演じさせたら、天下一品の仲代達矢でんがな~あ。 2人の駆け引きが、そら凄い映画にしてしまってますがなーあ。 田村正和が、長男を演じてましてな~あ、阿蘇の火口から飛び込み自殺をするんですがねぇ 若き日の正和が見れまっせぇ 音楽は、ギターのメロディーで、ストリーを歌で語る。 フラメンコ調の音楽は、カルメンを思わせる・・・ 若い頃も見たけどな~あ、高峰の怖さとな~あ。それに、正和が自殺する流れとを覚えてましてなーあ。 まあ、わてには理屈っぽ過ぎるんですがな~あ。 インテリちゃん向けでんがな~あ。わてみたいな、変なおっさんには肩が凝っただけでんがな~あ。

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