テーマ:時代小説を読む(273)
カテゴリ:本
角川文庫の新装版で読んだがな~あ。1話ずつ書きますがな~あ。
一番隊の伍長の中倉主膳は甲州の出だ、だが隊士の評判が悪いのだ、自分の利にこだわっているというのだ、、悪く言わないのは同郷長坂小十郎くらいのものだ、それは中倉の口ききで入隊したこともある。 中倉が傷を負って屯所に駆け込んできた、背中を切られていた、土方は疑問を持ったので、監察の山崎に調べさした。 中倉は情婦の家で、斬られたのだ、それで動転して駆け込んだのだ、女はお小夜と言った、女行者だったのだ、行くと膳の支度がしてあった、間男がいて斬りつけてきたのだ、間男は水戸藩士とわかった。 そして士道不覚悟というもっと重い罪で、打ち首になるのだ、その役を長坂が命じられたのだ。 長坂は人を斬ったことがない、会計方なのだ、竈の番人、三宝宝神などと呼ばれているのだ、非常に人気のある男だ。居合の名門の家の出なのだ。蘭方医になろうと、同郷の医者を頼って今日に来たが、医者は他界していた、困り果てて同郷の中倉を訪れて、入隊を勧められたのだ。 そして、打ち首の時に中倉に、国の藻には切腹と言ってくれ、もう1人同郷の者がいる、櫛屋の利助だと言われた、長沢は利助を訪ねて、すべてを話したのだ。、、 胎内では長沢が中倉の敵を討つために水戸藩士を探しているとかの噂が流れた。 そして、土方は中沢は君の腕が惜しい、巡察で他方が敵が探せるだろうと、一番隊の伍長、中倉の後釜に配属されたのだ。 そしって、監察の報告で、赤座という名前だけわかったというのだ、お坊主上がりで免許皆伝、事件の後は脱藩しているという。そして、利助にも話して、居所がわかれば知らしてほしいと言った。 監察方は赤座が町道場を開いていて、水戸藩士が出入りしていて、手がっだせないと言うのだ。 長坂が調べると、海仙寺という寺で、水戸の過激が集まっているというのだ、10人くらいはいるという、 長沢は利助の店に行った、そして討たねば臆病者という事で処刑される、逃げたいが新選組を相手にするよりは討つ方が楽だと言った。 長沢が帰ってから、赤座が現れた、離れにお小夜を住まわしていてのだ、赤座に頼まれて断り切れなかったのだ、海仙寺の塀を越えれば、利助の家なのだ。水戸藩にひいきにしてもらうために、赤座とつながっているのだ。お小夜は長沢を斬ってしまえばいいんだと赤座に行って、罠を仕掛けたのだ。そして、お小夜から長沢に呼び出しの文が届いた、長沢は鎖をつけて、防備してから出かけた行った。そして、下手な芝居をすると、お小夜を残して、料亭を去り、寺に入っていった。5人板が、4人を倒して、1人は逃げた、赤座の首を斬り取った、まだ敵がいると多い塀を乗り越えると、利助の家なので驚いた。 そして、土方に首を差し出し、顛末を報告した、驚いたのは土方だ、水戸藩と軋轢があっては困ると、路銀30両を渡したのだ。長沢はその金で、長崎にいて、蘭方医になったという・・・・ ちょいと異色の隊士の出来事・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014/10/22 08:35:16 PM
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