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変なじじい『ゆきのじょーお』

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2019/02/01
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 2003年発刊の「隅田川御用帳 螢篭」に収録の4篇の1つでんがな~あ。

 大家の八兵衛が、もう長くない、医者にふんだくられるしと悩んでいるので、十四郎は柳庵先生を紹介する。柳庵のところに行く途中で橋のところで、騒ぎにあって、伊勢屋の町八とが殺されたのだ。
そして柳庵に会うと、八兵衛のことを伝えた、柳庵は伊勢屋のお内儀が書き込みをしたいので相談にという。

 橘屋に戻ると、伊勢屋のおくらが駆け込みをしたいという来ていたのだ、内儀のおくらは63で、亭主の茂兵衛は65才という。この年で駆け込みが出来るのかというとお登勢は前例はないが大丈夫という。
と言っているという。
倅の初太郎が祝言したあとは、隠居して伊勢に戻りたいという、おくらはこの年になって知らない土地へ行くのは嫌だといい、伊勢には亭主の昔の女が健在だといい、駆け込みをして亭主の伊勢行きを止めさせたいという。
それで、十四郎は調べだした、茂兵衛がかたくなになったのは最近だという、そして、向島の寮に引きこもって1人で住んでいるという。
十四郎は会いに行ったが、何かにおびえていて人を寄せ付けない、逆に倅の祝言が済むまで、ここにいてわしを守ってくれという始末だ~あ。
伊勢屋は25年前に、店を突然始めたのだ、500両ほどかかるのだが、その金がどこかから出たのか、素性も解らないというのだ・

松永から、伊勢屋殺しのの下手人は島帰りの政蔵と解った、25年前に遠島になったのだ、女を巡っての殺人、さらに火事場泥棒の疑いがあったのだ。
伊勢屋の茂兵衛と間違って長八が殺されたのだと十四郎は考えた、おそらくどこかでばったり会って、それ以来おびえだしたのだろうとな~あ。

ついに、茂兵衛から聞き出したのだ、25年前のことを、伊勢に出てきて食い詰めた茂兵衛は、政蔵と黒木屋の火事に出くわして、蔵から500両を盗んだのだ、1年後にわけようと金を隠した。だが、政蔵は女に絡む殺しで、遠島になったのだ。
その500両で、茂兵衛は木綿問屋を始めたのだ、黒木屋が左前になったときに、金を返しているのだ、今度も黒木屋を救おうと、300両の結納金を付けて、黒木屋の娘を倅の嫁に貰うことにしたのだ。

だが、政蔵はおくらをさらって、金の返還を要求してきたのだが、十四郎の出番で、一件落着となるがな~あ。

 エピローグでタイトルの鴨が登場でんがな~あ、取り残されて、冬をここで億ねばならなくなった夫婦の鴨、これを通し鴨というんだとさ。
茂平夫婦みたいだと結んでいたが、感覚の違いですな-あ。





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最終更新日  2019/03/10 04:53:28 AM
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