テーマ:時代小説を読む(273)
カテゴリ:本
剣客春秋の6作目でんがな~あ。
千坂藤兵衛の娘の里美が彦四郎と所帯を持って家を出た、藤兵衛は一人になって寂しい、娘は近くにいて、夫婦で道場に通ってくる。 かつての同門の飯岡と出会って大望の計画に加われと勧誘を薦められる、また師範代の重森も別の男に勧誘される。 そんな頃、大塩平八郎の乱が上方で起こり、その残党を名乗る盗賊が江戸に出没する、商家は軍資金の求められて、断れば押し込まれるのだ、応じても、一度きりではなく何度も来るので、困り果てている。 殺された商家の男の死体から、凄腕の浪人組の犯行と断定された。 藤兵衛の亡き妻の実家が藤田屋で米商人だ~あ、金の要求がきて、藤兵衛が金の受け渡し場所に、番頭を付けていったが、現れなかったのだ。 その番頭が後日殺されたのだ、それで、藤兵衛、師範代、里美夫婦の3人が交替で藤田屋に泊まり込むだの、そして、藤田屋は千坂道場に用心棒を頼んだという風評をながした、まねをする商家が出て、一味の大塩党の恨み買った。 弥八、佐太郎が大塩党を調べだして、吉原で金使いの荒い侍から、一味の実態を探り出した。 だが、大塩党は藤田屋に押し込んだ、策を立てていたので、藤兵衛達がが駆けつけて、襲撃は失敗するのだ。 その後、一味がお縄になるのだが・・・・ 内通者が弟子にいたので、藤兵衛は弟子を斬ろうとするが、この件はお任せをと里美が申し出て、里美が立ち会って、相手に自害をするように持っていくのだ、その時、里美の眼に・・・・・ というのがタイトルでしょうな~あ。 千坂道場の女剣士が夫婦剣士となったというのが、街の噂でんがな~あ。 襲撃、相手を見つける捜査のプロセス等、結構楽しめますがな~あ、この巻では、倒す相手側に秘剣は出てきまへんのがちょいと物足りないかな~あ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019/11/20 12:49:50 PM
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