銭形平次捕物控を読む「御烙印殺し」
嶋中文庫の銭形平次捕物控(1) 平次屠蘇機嫌」に収録されてまんがなーあ。八五郎はお徳から声をかけられて、話を聞いた,それを平次に話したのだ。お徳はやくざの源太郎の次女だ、長女のお銀が大名家へ嫁いで、お手が付いてお部屋様になって跡継ぎを産んだ、その跡継ぎが死んだのだ。お徳は仔分のお小姓の捨吉と出来て駆け落ちをしたが、姉のお銀の出世で、父親の気が変わったのか、許されて捨吉と家に戻ってるのだ。お銀は奥方の妬みで、女中たちにもいじめられて、気が少しおかしくないり、若様を連れて家に戻ったが、5日前に霍乱で若様が死んだ。それで、平次が話を聞きに言った、源助が後を継いでいて、一家が揃ったところで、様子を聞いたのだ。桑原という用人が持ってきたお菓子を食ってからおかしくなったと言うことだ。そのお菓子は女中のお勘が捨てたがなくなっていたという・若様が亡くなったのでは。お銀はもう屋敷には戻れないのだ。お菓子は源太郎も食ったという、子供だけに当たる毒というのはあるのだろうかと源太郎が平次に問うのだ。さらに事件は発展、早瀬という大名の女中がやってきて、家宝がなくなったという、ちょうどお銀が宿下がりした頃だというので、お銀に疑いがかかっているというのだ、返してもらうようにと、平次に頼むのだ。だが、源太郎は,家宝を探すのは、若様の下手人がわかってからだと頑として受け付けないのだ、家宝が戻らないと、大名家は断絶するのだ。女中のお勘がいなくなった、そして死体となって川に浮かんでいた、また源太郎に家が襲われて、家捜しを受けたが、家宝は出てこないのだ。お家断絶を防ぐために、用人の桑原が責任を取ることになったのだ、それを,平次は源太郎に話すと、武士の腹切りは面白い、腹を切ったら、家宝は返すというのだ。だが,平次はしらべあげて、ようやく謎を解いたのだ、下手人は捨吉だと見抜いたのだ、捨吉はお銀に惚れていたが,大名家に入ったので、お駒と一緒になったのだ,だがお銀が戻ってくると、お銀にまた惹かれた、戻したくないというので、若様のたべるお菓子に毒を入れたのだ。そして、お勘に感づかれたので、殺したのだ。だが,捨吉が犯人でも、条件が違う,桑原が腹を切らなければ,返さないと言い張るのだ。平次は、あっしが探して持って行く分にはかまわないでしょうと、ちゃんと見つけたので。源太郎もうなだれてしまったのだ・なんか、スッキリしない幕切れだな~あ・・・大名家のお家騒動は嫌でんがな~あ