初代鬼平を見る 第29話「麻布ねずみ坂」
大阪の白子屋、香具師の元締めの菊右衛門が戻って来た、土蔵には仔分の宗三郎とお八重とか縛られている、子分と親分とが関係を持ったのだ。宗三郎は命をかけて惚れ合っているんやと,好きにしやがれと啖呵を切った。元締めはは縄を切って、お八重はくれてやるわい、お八重は買うたんや,そやから、買ってもらう、5年で500両や、できなんだら、そのときは命をもらという。どやという、宗三郎は受けたのだ、これで、取引成立や、お八重は新兵衛に預ける、宗三郎はたたき出された。新兵衛はあれでは若いもんに示しが付きまへんがなと言うと、菊右衛門は男女が5年離ればなれに暮らしてどないなると思う、それで変わら買ったら、大したもんやや。あいつらの吠え面書くのが見たい、その上で殺したると言う。それから5年、宗三郎は江戸に出て、麻布ねずみ坂で按摩・揉み療治で中村宗仙と名乗り、大した評判となったのだ。大商人や,旗もの屋敷にまで出入りするようになったのだ。鬼平は、評判を聞いて、役宅に宗仙を招いた,,その腕に鬼平は驚嘆したし、どこで修徳したのかと聞くと、,父から教わったという。西海屋が治療の報酬に100両払ったと言う噂だ、悪いやつが聞きつけると,金を狙われるぞ。用心しろという。宗仙は誰か来たようでというので、だれだというと伊三次だという。それて、宗仙は帰って行ったが、左馬之助来るのととすれ違った。 左馬は入ってくるなり、妙なあんまだな,猫のように音を立てずに歩くというと、あれは犬だよ,伊三次だ入っていたのをかぎ分けていた,それで伊三次に,それとなく見張れというのだ。 暮らしは質素なもので、老僕の五平が居るだけで、大工の娘のお芳が、父を治してもらったお礼に俺に手伝い来ていて、宗仙の世話を焼いているのだ。お芳は洗い張りをした着物をを宗仙に着せるのだ、宗仙はすごく喜ぶのだ。うれしいのだが、あまり私の面倒を見ないでほしいのだ、お芳さんは嫁入り前だしという・・そこへ、川谷の庄吉が上方から金を取り立てに来たのだ、残り20両、期限まで後1月しかない,来月の半ばまで受け取らんと間に合わんぜという。お芳には、上州屋が着物を持ってきて,触手を動かしているのだ。伊三次は庄吉の後をつけたのだ、明烏の源兵衛のところに入っていったという、聞き込んだところ、庄吉は白子の仔分で3月に1度江戸に顔を見せるとろ、鬼平に話したのだそして、伊三次は白子に強請られているのではないかと言うのだ。長崎屋が抜け荷がばれて一家心中をはかったとの知らせで調べに出かけた、そこで宗仙を見かけた、主人の治療に来ていたのだ、治療代を50両を取り損ねたのだ、期限が迫ったいたので、アテにしていて、金が入らなくなっ困り果てていたのだ。お芳が宗仙の困っているのを見て、貯めた金を使ってくれと言う、それは出来ない、宗仙は上方で言い交わした女が居ると明言したのだ、女のために金がいるのだという。やっぱり使ってくださいと、お芳は言うのだ・・俺は今ではお八重の顔を思い出せなくなってしまった。ただ、男の意地で白子に負けたくなかったのだという。お芳は後20両と必要聞かされて、上州屋に頼み込んだのだ・・・上方にこれから行くというのだ、約束を破ったから決着をつけもらおうというのだ。上州屋がお芳から聞いて、気持ちよくと20両出したのだ。(ちょいと出来過ぎだ~あ しらっ!)) 宗仙は取りたてに来た庄吉に金を返した、これから迎えに行くぜという、わてがつれて帰ってくから待っててくれと行って大阪に戻った。伊三が大阪まで庄吉を尾けていったのだ。庄吉は20両を白子に渡し、これでしめて、180両は,500両なんて金は出来るわけはない、おまけに命乞いする始末でというのだ。子分2人にすぐに江戸へ立て、宗三郎をやってこいというのだ,新兵衛はお八重の方はと聞くと、あほ” 女は殺すわけがないといい、今夜ちょっと行ってやるかという。。お八重は新兵衛から、金は出来なかった、お前のことは忘れて、別の女と所帯を持っていると聞かされた。お八重何か一言言ってなかったでしょうかと問い詰めるのだ。そして白子屋がやって来た時、お八重は自害していたのだ。伊佐治が戻ってきて、鬼平に報告する、庄吉は取り立てた金をネコババしていたんで、その金で浜松に店に出しているんだ。手下2人が宗仙のところに現れた、訳を言え、確かに払ったじゃないかという、確かに白子の親分之「仕打ちなんだな・・宗仙は2人を斬ってしまった。宗仙は大阪の白子のところに乗り込んだ、これを見ろと,受け取りを見せた、そこに、左馬之助が現れた、庄吉を縛って連れてきたのだ。お八重が死んだと白子はわびるのだ、命掛けの色恋なんてものは、陽炎みたいなものやとみくびっていた、俺の負けだとわびるのだ。土蔵の中で、宗仙と庄吉は勝負するのだ・・これはお八重の命を絶った出刃だ、これで恨みを晴らせという。そして、勝負は付いたのだ・・ま~あ、出来過ぎのお話ですなーあ・・・ 恋のメルヘンですかな~あ・・・、ちょっとわてには理解できない世界でんがな~あ。監督:久松静児長谷川平蔵:松本幸四郎酒井祐助 :竜崎 勝伊三次 :堺左千夫岸井左馬之助:加東大介白子の菊右衛門:田崎潤 宗三郎 :井上孝雄 江戸で中村宗仙と名を変えるお八重 :高須賀夫至子 お芳 :生田三津子 上州屋作兵衛:有馬昌彦 五平 :石田守衛 新兵衛 :)川野耕司 おたね :木下ゆず子 新兵衛の妻 川谷の庄吉:阪 脩 監督が巨匠でしたな~あ、名作「警察日記」の監督はんでんがなーあ。流石に白子の元締めを演じるのは,田崎潤、貫禄がありますがな~あ・・・左馬之助が引っ張り出されてまんがなーあ・・・