303202 ランダム
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幸母乳育児相談室

幸母乳育児相談室

母乳育児を成功させるために(^^)


<母乳育児を成功させるために>

①妊娠以前
先ず自分(人間)は哺乳類である、ということをしっかりと自覚すること。
人の子は人乳、牛の子は牛乳、豚の子は豚乳、猫の子は猫乳が自然(至然)で当たり前のことなのです。

自分の乳首を見てみましょう。陥没していませんか?陥没していたらパートナーに手伝ってもらいましょう。そう、吸ってもらうのです。一度にではなく少しずつ続けることが大切です。いつのまにか解決していくでしょう。

②妊娠中
乳房は石鹸を毎日使っていると皮脂が落ちて乾燥してしまいます。するとかえって抵抗力がなくなってしまいます。乳首はお風呂に入ったときにお湯できれいに洗うだけでよいのです。

扁平乳頭や陥没乳頭には、パートナーの協力や、ホフマン博士の乳首ストレッチの方法もあります。「乳首を刺激するとお腹の赤ちゃんに悪い」なんていって準備を怠ると、あとで大変苦労します。自分の体に注意を向けて、自分の体に責任を持ちましょう。

10ヶ月に入ったら出産はもうすぐです。母乳育児をスムーズにスタートするために、初乳をチェックし手当てをしましょう。日々の積み重ねが大切です。特に帝王切開の予定の方は十分な備えをしておかないと、出産後大変な苦労と労力と努力が必要となります。

③出産後
赤ちゃんは、出産後1時間ほどは活発に神経を働かせ、お母さんと交流しようとがんばっています。このときは身長や体重を測ることよりも、母親がしっかりと抱きしめ、優しく話しかけて、乳首を含ませてあげることが大切です。赤ちゃんにとってお腹の中で練習してきたことを実行に移す大切な「とき」なのです。

授乳のとき、ことさら乳首を拭く必要はありません。殺菌剤の入ったようなもので拭くからかえってトラブルを起こしていることもあります。また丸いおっぱパットをつかうように勧められたりしますが、ガーゼのハンカチで十分です。パットはポリエチレンやポリウレタン、ポリエステルなどで出来ており、それがお乳というものを吸ったとき刺激になったり、細菌の繁殖地になるということも考えられます。なによりもたれこぼし(おもらし)をしてそれを当たり前と思っていること自体がおかしいのです。

おっぱいの働きをよく理解し、適当な手当て(マッサージ)を受ければおっぱいがよい状態となるので「もれる」ということはなくなります。もらしてパットに吸わせてしまったら、赤ちゃんの飲む分がなくなります。もっとかしこくそして楽しく授乳しましょう。

それには何でも相談できて、必要なアドバイスと手当てをしてくれる人を見つけておくことが大切です。本の氾濫する情報に振り回されないに・・・。病気になってからお医者さんに投資するのではなく、より健康になるために投資するというレベルの高い考えに切り替わっていくことが求められているのではないでしょうか。



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