おっぱいの嘘・本当

☆その1　張らないと出ない☆

　
これはおよそ間違いです。例えば便秘の人はお腹が張りますが毎日きちんと

出ている人のお腹は張りません。

おっぱいも同じでためるから｢張る」という事になるのです。

さらに困ることは、張らせて飲ますことを繰り返していると・・おっぱいが

出にくくなっていきます。

つまるところ「張らせて飲ます（ためて飲ます）」のは止める処置？？ウッソー！

☆その2　ぺちゃぱいは出ない（足りない）☆

　
そんなことはありません。たとえばボインのお猿はおりませんね。でもみん

な母乳で育ちます。

ミルク育ちは人に買われている動物園のお猿だけでしょう。ですからお産を

したばかりのお母さんに、小さいおっぱいだから・・・母乳だけでは・・・

ミルクを足さないと・・・などと言って悲しませないでください。これって

とってもこたえてしまうのです。

☆その3　泣くのはおっぱいが足りないから☆
　

　それだけではありません。おしっこが出たときも、おかあさんどこ？とい

うのも、怖い夢見たよ！！と言うのも、みんな泣くのです。

飲まされすぎて苦しくても泣きます。それを足りないんだと勘違いしてしま

うのです。泣かれることに耐えられないから。

そして周りの人皆が、おっぱいが足りないんだよとせめるから、若いお母さ

んはおっぱいが足りないと思ってしまうのです。

これって親切？

母乳で育てようとしている母親に対して、粉ミルクに換えさせようとしてい

る人たちが多いのには、驚かされます。

☆その４　おっぱいが足りなければ粉ミルクを☆

　これは裏口入学でお金を積んで大学に入るようなものです。

「努力」が抜け落ちています。

正しい方向で努力すれば出るのです。

人は哺乳動物ですから、母乳が足りなくなることはありえないことなので

す。すばらしい機能が備わっているのに、その使い方がわからないままとい

うことです。

そして残念なことには、お世話する側も正しい理解がないのです（；；）

☆その5　母乳にダイオキシン☆

　
　ダイオキシンだけでなく、殺虫剤のBHC、DDTも母乳から検出されているの

は事実です。しかし、どうしていつも母乳なのでしょうか？なぜ牛乳からそ

れらが検出されたというデータがないのでしょうか。確かに牛よりも人間の

ほうが生物濃縮された食べ物を食べてはいます。しかし。。。。けれどだか

らといって単に母乳をやめれば安全とはいえないのです。母乳の価値はそん

なに低いものではありません。