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カテゴリ:母乳育児 アトピー
☆インフルエンザの検査は鼻でするの?☆
「インフルエンザの検査をします」 「鼻は嫌です」 「鼻に綿棒を入れます」 「昨年はノドでしたけど・・・」 インフルエンザウィルス抗原検査は綿棒で鼻粘膜(または咽頭粘膜)をこすって15 分間でA抗原またはB抗原の検出ができる大変簡単で便利なキットです。ただし10 0%検出できるわけではありません。かかり始めは検出率が低いといわれております ので、前夜救急外来で(-)だったのが翌朝当科外来で(+)というのはよくあることで す。 また、咽頭粘膜では検出率が低く(それでも80%くらい陽性)、鼻粘膜のほうがよ り検出率が高いということで、今年は、鼻粘膜で検査するようにとのお触れ書きが 回ってきました。 確かに、全員インフルエンザ罹患の家族で、全員検査をしても(+)の児と(-)の児に 別れます。検査は100%ではありません。治療(抗ウィルス薬のタミフル処方)にあ たって、検査と症状の両方を組み合わせて行かざるを得ないのは、他の病気と一緒で す。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004.01.29 18:07:05
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