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カテゴリ:母乳育児 アトピー
☆緊急避妊法(Emergency Contraception:EC)とは?☆
「望まない行為を強いられました」 「中用量ピルと抗生剤を内服しましょう」 望まない行為を強いられることは「心の殺人」といわれるほど女性にとっては大変 なことですが、悩んでいる場合ではありません。妊娠と感染症の問題があります。 72時間以内でしたら約9割妊娠を防ぐことができますので(Yuzpe法)、婦人科か内 科で相談しましょう。72時間以内に中用量ピルを2錠内服し、さらに12時間後もう2 錠内服すると、かなりの確率で受精卵の着床を防ぐことが可能です。もちろん早けれ ば早いほど有効です。 中用量ピルはドオルトン、プラノバール(1錠中に0.05mgの卵胞ホルモン:EE:エ チニルエストラジオールと0.5mgの黄体ホルモン:NGR:ノルゲストレルを含む)など の名前です(他にもソフィアなど各種)。一時的に若干の吐き気や頭痛、めまいなどを 伴いますが、その後の生理などにはほとんど影響はありません。 同時に抗生剤内服を内服して、感染症を防ぐことも必要です。 もちろん、日常の避妊には低用量ピル(EE0.05mg以下)のほうが副作用が少なく、よ り安全であることは言うまでもありません。いわゆる経口避妊薬(ピル:oral contraceptives:OC )です。日本では年間30万件程度の人工妊娠中絶が行われており ます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004.05.31 00:19:42
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