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カテゴリ:母乳育児 アトピー
☆夏ばてですか?☆
「体がだるくて夏ばてでしょうか?」 「除去食によるビタミン不足かもしれませんね」 除去食中にはどうしてもビタミンB群が不足します。特にB1,6,12,は向神経ビタミンとも呼ばれ、神経で消耗されますので、頭痛、めまい、肩こり、倦怠などの症状が出てきたら、ビタミンB群を補う必要があります。ごくまれには脚気(B1不足)によりむくみや息切れを伴うこともありますが、ビタミン剤の内服によって改善します。 夏ばてにはビタミン剤に冷え症の漢方薬を併用します。基礎疾患がなければ清暑益気湯(せいしょえっきとう:蒼朮、人参、麦門冬湯、黄耆、陳皮、当帰、黄柏、甘草、五味子)を、何らかの疾患を持っていれば補中益気湯が使われます。 寒がりも冷え症ですが、暑がり、汗かきも冷え症(冷え<のぼせ)です。芯が冷えて表面がほてっていると(頭寒足熱の逆転現象)、寒暖の変化に弱くなります。暑い暑いと言って冷たいもので芯を冷やすと、かえって暑さに弱くなります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004.07.27 23:37:09
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