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カテゴリ:母乳育児 アトピー
☆虫除けの薬は大丈夫ですか?☆
「虫除けスプレーはいいですか?」 「化学物質過敏症では危険です」 昔は蚊取り線香と言えば除虫菊(キク科:ユーゴスラビア原産シロバナムシヨケギ ク)でしたが、花にピレトリンという殺虫成分を含んでおりました。現在では蚊取り 線香と電気蚊取りは合成されたピレスロイド(ピレトリンおよび類似化合物:レスメ トリン、アレスリン、フタルスリン、フラメトリン、フェノトリン、ペルメトリン、 エムペトリン、イミプロトリン、トランスフルトリン)です。線香以外にも、殺虫剤 や農薬として使用されております。 また、防虫スプレーに使われるジエチルトルアミド(通称ディート:DEET: N,N-diethyl-m-toluamide)は1946年に米軍が開発したものです。いずれも毒性が強 く、皮膚症状や呼吸器症状や神経症状など、子供への使用はかなり問題があります。 化学物質の嫌いな人は、ハッカ油や市販の虫除けハーブあるいは竹酢で代用するこ とが可能です。また、蚊連草(かれんそう:チャイナグラスとアフリカンゼラニウム の交配)を植えても良いでしょう。市販の虫除けハーブには、月桃(ゲットウ)、モー ラス、コバイバ、ヒノキ、ヒバ、シトロネラ、ユーカリ、クローブ、レモングラス、 など、世界各地の天然の殺虫成分が利用されております。 ただし、海外旅行の場合には、マラリアやデング熱、日本脳炎、黄熱、ウエストナ イル熱、リフトバレー熱、フィラリア症、などの蚊媒介感染症がありますので、化学 物質を使わざるを得ない場合もあります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004.08.02 08:44:57
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