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蝶ネクタイ

蝶ネクタイ

2004.08.26
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カテゴリ:母乳育児 アトピー
☆川崎病もアレルギーなの?☆
「川崎病になりました」
「アレルギーかどうかは不明です」
「後遺症はありませんでした」
「アトピー対策をしていると軽いですね」
 川崎富作博士の発見された、川崎病は、急性熱性皮膚粘膜リンパ節症候群とも呼ば
れ、原因は不明ですが、その本態は血管炎(時に心膜炎・心筋炎)です。何らかの感染
?により、成人の膠原病である壊死性血管炎と似たような病理組織の血管炎を全身に
起こすものです。
 血管炎が重症の場合に、弱くなった動脈の部分が血圧により膨れ上がってあちこち
に動脈瘤を作ります。冠動脈に大きな動脈瘤ができた場合には後遺症(心筋梗塞)の危
険(血小板もかなり増える)がありますが、2ヵ月で死亡率はほぼゼロとなります。
 血栓症・心筋梗塞の予防にアスピリン(血小板凝集能抑制)が投与されますが、アス
ピリンで喘息が起きる場合にはフロベンで代用されます。
 重症化を防ぐためにガンマグロブリン(人血清免疫グロブリン)を点滴しますが、こ
れは何らかの感染があるということを意味します。
 川崎病罹患児の家族や本人にはアレルギー疾患があることが多いようです。また川
崎病の後に何年か経って、喘息や鼻炎などのアレルギー症状があらわれることも多く
見られます。
 当科でも、アトピー性皮膚炎で通院した児が、これまでに何人か川崎病に罹患しま
したが、皆、軽症ですんでおります。食生活や環境に注意している人は、重い病気に
かかっても、軽くてすむことが多いようです。





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最終更新日  2004.09.02 23:25:54



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