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カテゴリ:母乳育児 アトピー
☆吸入器を購入しました!☆
「吸入するとすぐよくなりますね」 「吸入器を買いました」 「機種によってかなり性能が違いますよ」 喘息発作が出るのはたいていは副交感神経の緊張が高まる夜間です。また、行事や 休日、何かの計画を立てると発作が起きるという児も多いようです。 小児科では、軽症の喘息は、抗アレルギー剤(予防薬)+β2刺激剤の内服または テープ程度で治まる場合が多いようですが、発作が起きた場合には吸入が有効です。 内服の薬は全身に行きわたり、気管支だけに行くわけではありませんが、吸入は直 接気管支に行きますので、すぐ効いて、量も少なくてすみます。ただし、吸入器の種 類によって霧の粒子の大きさが違いますので、乳幼児では終末細気管支まで届く粒子 が数ミクロンのものを使用します。また、発作が重くなると吸い込めなくなり、効果 もありませんので、内服や点滴が必要になります。 吸入薬では軽症のものにはインタール(抗アレルギー剤)を1日1~4回吸入します。 インタールは局所で効く抗アレルギー剤(予防薬)で、大変安全です。喘鳴が始まった ら、メプチン(β2刺激剤)を追加して吸入します。乳幼児では、ステロイドは、重症 例の救命以外ではあまり使用しません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004.09.28 20:48:28
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