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カテゴリ:母乳育児 アトピー
☆温まると蕁麻疹が出ます☆
「3日前から入浴後に蕁麻疹が出ます」 「扁桃腺と舌が真っ赤ですよ」 「温熱蕁麻疹といわれました」 「溶連菌(+)です」 温熱蕁麻疹や日光蕁麻疹というのは結果にすぎません。何らかの原因で出ようとし ている皮膚炎や蕁麻疹を温めると症状が促進するだけのことです。もともとには何ら かのアレルゲンが隠れております。 蕁麻疹の原因で最も多いのは感染性の蕁麻疹(病原体がアレルゲン)です。溶連菌感 染が最も多く、マイコプラズマや普通の風邪(ウィルス感染)の場合もあります。いず れにせよ、風邪のひき始めが蕁麻疹で始まるというのは意外に多いようです。 ダニ・ホコリ・ペットなどの環境因子、殺虫剤や薬物などでも蕁麻疹が出ることが ありますが、食べ物の場合にはわかります。「油物をたくさん食べた」「生まれて初 めて卵を食べた」「いつも1個なのが10個食べた」「昨夜のサバが腐っていた」 「だまされて健康食品を始めた・・・」思い当たります。 温熱蕁麻疹と寒冷蕁麻疹は冷え症(冷えのぼせ)です。頭寒足熱の逆転現象の冷えの ぼせの人は、温度変化に弱く、症状が強く出てしまいます。たいていは、温まると出 る人のほうが多いようです。 人間の身体は温めると促進して冷やすとストップするように出来ております。熱傷 のような急性期は冷やして炎症を止めますが、ばあちゃんの肩こりのように治癒力が ないものは温めて治癒力を促進します。 何らかのアレルゲンが入って蕁麻疹が出ようとしているときの入浴や飲酒や日光浴 はわざと悪くするようなものです。アレルゲンを除去して、温まり過ぎないあるいは 冷やすことが必要です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.02.07 02:25:05
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