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カテゴリ:母乳育児 アトピー
☆喘息でもないのに喘息の予防薬?☆
「オノンは喘息の薬ですよ」 「生後2ヵ月から飲んでます」 「・・・」 中耳炎と肺炎で受診した1才の女の子、生後2ヵ月からアトピー性皮膚炎があって (喘息もないのに)、オノン(ロイコトリエン受容体拮抗剤)とザジテン(抗アレルギー 剤)を内服しておりました。 よくよく聞いたら、兄も(何も症状がないのに)オノンとザジテンを内服しているよ うです。 オノンは、炎症性物質のLT(ロイコトリエン)が気管支の痙攣を起こす前に抑制する 予防薬です。気管支の痙攣(結果)を抑えるのが気管支拡張剤(メプチン・ホクナリン ・テオド-ル・など)です。 西洋医学は、すべて、対症療法です。症状を抑えているだけですので、体質改善に はなりません。ず~っと抑えていればそのうち治るだろうという考え方です。 症状を抑えている間に何を努力するかが大切です。 薬剤は、症状を抑えるだけです。強くても必要なものは必要です。弱くても不要の ものは不要です。 ザジテンはアレルギー性鼻炎やアトピーの薬ですのでまだしも、オノンは喘息の薬 ですので、喘息でもないのにオノンを内服しつづけるなど言語道断です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.05.19 00:57:38
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