シェパードのユキとタマの部屋

何度、校歌を歌っただろうか？？？

何度、講堂に掲げられた校歌を見ただろうか？？

ずっと前卒業した、今は歳を重ねた生徒も、

最近山村留学でこの小学校に通った生徒も保護者も、そのＯＢも、

大学の教授も、学生も、、、、現職員も、前職員も、、、、、


私、、自分の息子が６年間通った校歌も覚えてないのに、、、、














１２８年の歴史を刻んだ小学校がＨ１９年３月２３日を以って閉校。

卒業生、職員、山村留学生、それぞれの関係者のみなさん集まってください！

ファイナルステージがあります！！！！

その呼びかけに、、

集まった人数は約５００人！

在村生３３人留学生１３人、たったそれだけの小学校の閉校事業の発表会に、

集合したのが５００人！

「こだまかがやき発表会」１～６年生が１年間の成果発表。

いつもなら、、

去年までなら、、３学期の行事の一つにすぎない、、、

でもね、本当に本当に最後の発表会なの。

だから、

１部＝１～６年生の成果発表会

２部＝ず～と先輩もっと先輩さらに先輩の昔の小学校の話

給食＝５００人の給食～各教室で「３月３日お雛様ちらし寿司」

３部＝みんなで歌って踊って未来へつなごう～～～～♪

　　　（私のお手伝いはここですわ＾＾）

４部＝懇親会（大人たちが講堂で鍋を囲み更に友情を深めるのぢゃ）




これらをですよ、、

学校の先生方と３３名の保護者とその家族で、、

ぜーーーんぶ、、

企画構成、運営、設営、接待、進行、、、、、、、

もう～～～もうーーーーー

脱帽なのでござりまする。。。。。。












星野村を離れて暮らしている人、、、

村内の卒業生が父に母になり保護者になった人、、

山村留学生の卒業生、その保護者、、、

自称にたばる応援団のみなさん、、、、

みんな校庭で顔をあわせては、、

「おかえりなさーい」「ただいま～～」

みんな其処に住んでない人々同士の挨拶。

、、、、、

不思議なところだ。

ちょこっとだけ関係した私たちは、

帰って来ていい場所を、仁田原（にたばる）の人々にもらえるの！

なんだろうか？？

私の場合を考えても、、

小学校の最後の行事のエンディングの演出を任せてもらえるでしょう？

やってもらえるならばと、、任せる勇気がそこにはある！！














よく解らないけど、、

そこで生きていく覚悟と勇気とおおらかさ～かな？と思う。

星野村の人がよく使う言葉「よ～ら」

そこそこに、だいたい、てきとうに、気にすることない、、って意味。

小さな出来事でも大きな出来事でも、、

みんなで「よ～ら」で済ませて生きていこう～そんな感じかな？！














住んでる人々は、毎日の時の流れの中で、、、

あーーでもない！こーーでもない！！と、、

きっと喧々諤々ナ事だらけかもしれない、、

過疎の問題、高齢化問題、本当に子どもが少ない、

学校の役員すらも兼任だったり、

あまりにも忙しすぎる帰来もあるのは否めない。



でもさァ～～

不思議なとこななの、、

星野村仁田原ってところは、、、、、、、

大きな行事が、ものの見事に遂行されるの、、、、

それは、、、

学校が物事の中心的存在で行われるからなのだと思う。

きっと、、

昔の日本はそうだったに違いない、、。














しかし現在、その空間を確保するには、、

先生方のプライベートを無視しなきゃならないくらいの、

働きがあるのです！

だって、星野村の先生方、、本当に働き者なんだもの。

当然、、地域のみなさんも！！！

働き者が集まって、、余暇の時間を必死で紡いでる。。














だからね、、

第三部＝＝未来へ繋げ～にたばるＤＮＡ！では、、

山村留学生のママも在村生のママも子ども達と一緒になって、

「にたばる花の合唱団」でオープニング♪

ピアノの先生も参加協力♪

保育所の子ども達も先生方と参加♪

山村留学生ＯＢと指導員ＯＢとでワイワイ♪

現留学生と現指導員のお手玉の妙技♪

５人の仁田原若いパパのＳＭＡＰなりきり♪

校長先生は、息子さん（セミプロ）とクラシックギターを披露♪

しかもプロの師匠さんにも参加協力していただいた♪

４人の先生と４人のお母さんダンサー～マンボＮo５♪

中学生のそーらん節♪

昔乙女の清楚なダンサー♪

３人の先生と２人のお母さんはモダンダンスにチャレンジ♪

その中には教頭先生が入ってるんですよ～～♪

１～６年の集団演技♪

校歌を参加者全員で～～♪





第四部＝＝＝懇親会・鍋を囲む会、、

校長先生は鹿児島出身、わざわざ黒ブタを買い付けに～～！

講堂の中で、とても美味しい寄せ鍋を頂きました～～！


、、、、、

ねっ！

みなさん多忙なんだけど、必死で時間を作ることが、

喜びの時間になるの、、、、、。

素直に私は、、

胸が熱くなるのでございます。
















最後の挨拶には、、

歴代の校長先生、職員、ＰＴＡ会長などなど、、

ステージいっぱいに並んで、、

幸せそうにスピーチなさってました。。。

そしてまた全員で校歌を歌うのです♪

不思議なところだ。

なんだか暖かくなれるところなの。。。。














なんでかなーー統合されるのかなーーー。

私のこんな関わり方は、いろんな意味で、

もう～出来ないだろう。

おとーさんも仕事上（３年半前）最後の署員だったのね。

私たち応援団も小学校最後の場面に立ち会うことになりました。

ホームページ作ろう～！などと思いついたのも、

仁田原におとーさんが赴任してついて行ったから～～！

この小学校の雰囲気を書きたかったから～～！

この地域のみなさんの不思議な力を教えたかったから～～！

まさか１年半で福岡に転勤で戻るとは思いもよらず、、

あれから３年半通い続けて、勝手に関わって来た事を書きました！

それも赤い屋根の小学校にまつわるいろんな事が素敵だったから！







これから、大きく流れが変わるでしょう。

でも「よ～～ら」の精神で、、

ここの人々は未来へ向けて、また一歩前進するでしょう～～～。














この後は、卒業式と終業式で、、

本当に校舎に校庭に子どもの声は聞かれなくなるのです。