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2021/09/07(火)07:16

長崎 佐世保「針尾無線塔」国指定重要文化財

旅行(九州)(476)

2019年2月28日 福岡の情報番組で長崎佐世保「針尾無線塔」を取り上げていました。 高さ136m。 旧日本海軍が造ったものだそうです。 日露戦争後、無線の重要度が増し、国内に3ヶ所の巨大無線施設を造りました。 他の2ヶ所は 大正4年 千葉・船橋 大正8年 台湾・高雄 針尾送信所(旧佐世保無線電信所)は大正11年に完成。 当時、佐世保は海軍の拠点でした。 無線塔は一辺が300mの正三角形に建てられており、三方向に電信していました。 (東京、沖縄・台湾・南太平洋、中国大陸) 円錐形で、頂上は外周9m、直径3m、根本は外周38m、直径12m。 鉄筋コンクリート造。 大正7年~11年にかけて建設。 高さ1.3mのコンクリートの壁を100段積み重ねました。 昭和16年の真珠湾攻撃開始の暗号「ニイタカヤマノボレ1208」はこの電波塔から発信されたと言われています。 当時は電信用のケーブルが通っていました。 建設費は当時のお金で1塔 約30万円。 現在に換算すると約50億円! 送信室は三本の電波塔の中心にあります。 いやー、以前長崎西海橋公園から見た時その異様さにびっくりしたので、こうして詳細を知ることができてよかったです。 帰宅後調べてもここまで詳しくはわからなかったので。 針尾送信所について書いた記事はこちら https://plaza.rakuten.co.jp/yukirin27/diary/201801240000/

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