難波のホテルに泊まってのツアー、2日目もB1角座で昼の部観覧。当日券を開演1時間前から売り出すとのことだったので、「もう遅いかな」と思いながら40分ほど前に行ったら、当日券の人は招待券の客とは別に先に入れるので、なんと一番前で見ることができた。っていうか、招待券の人がほとんどって感じで、狭いホールでしかも日曜なのに空席もあり、大きなホールで立ち見まで出てる吉本とはえらい違い。出演者はオジンオズボーンやなすなかにしらの若手も楽しめたけど、裏文字を書く芸を披露するかなり年配の芸人さん(途中で刀を振り回して踊ったり、マジックを見せたりするのが奇妙)とか、これをやめたらスナックでもするしかないような感じの夫婦漫才とか、ライブというより演芸館の風情。レッツゴー正児が1人で漫談するのも妙にうら悲しくて可笑しい。最後の横山たかしひろしは、間近に見る金色の衣装がまばゆくて、それにも「古きよき演芸の世界」を感じたり。いやー吉本とは違う楽しさだった。でも2500円はちょっと高いよなあ、このメンバーだと。その後、新しくできた「吉本笑店街」を見に行く。レトロな街並みがすごいリアルにつくってあって、重箱の隅をつつくような部分にギャグがちりばめられてて、その凝り方は結構好き。でも一番よかったのは、昔の漫才のビデオを見ることのできるコーナー。駆け出し時代のダウンタウン、「僕らのことは誰も知らんと思いますけど…」とか言ってる頃の漫才が、メチャメチャうまくて面白い。伸助竜助もあまり好きではなかったコンビだけど、今見るとさすがに面白いな、はじけてて。すごい人やったから途中で見るの止めたけど、あれはもう一度見に行きたい。それにしてもスタンプラリーのスタンプ帳まで500円で売ってる吉本、商魂たくましー。
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Last updated
April 4, 2004 01:03:05 PM
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