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家庭児童相談員、初出勤しました。
なんか、役所っていう感じで(役所なんだけど)、その中に自分がいるのが不思議な感じ。部長とか課長とか、係長なんていう職場で働いたことがないので、いちいち新鮮です。 今日はとにかく、必要な人にあいさつをしたり、ものの場所を覚えたり、ケースファイルに目を通したり・・・。先輩相談員さんから、去年、その先輩が赴任した初日、4月1日にすごくハードなケースが来てね・・・という話を聞いていたら、係長さんより、「さっそく大変なケースが来たから、目を通したら会議室へ・・・」と資料を渡されました。 「やっぱり、4月1日は危険だ!」と二人で顔を見合わせてしまいました。 なんかでも、ケースが来たらパッと動き、保健師さんなんかも実に具体的にサポートを考え、自分の動き方を瞬時に判断している姿は、とてもたのもしい。 以前、朝日新聞に「48時間」という記事が出たことがあります。埼玉方式と言われる、”通報を受けて48時間以内に子どもを目で見て確認するという義務付け”についての記事でした。児童相談所長に48時間のリミットを義務付けようと決意させたのは、通報を受けるとすぐに「突撃だァ」と飛び出していく、副所長の藤井東治さんの姿でした。 その藤井さんが、なじみの新聞記者と飲みながら「何故48時間なんですか?」と聞かれて答えることばが私は忘れられません。 「それはね、約束なんだよ。 どんなに厳しい状況にあっても48時間は生き延びてくれ。そしたら必ず行くからっていう、子どもとの約束なんだ。」 藤井さんは去年の夏、クモ膜下出血で56歳で亡くなりました。 自分には何ができて、何ができないのか、たくさん経験したいと思ってます。 今日は、私が送り迎えできないので、娘は事故後初めて自転車で部活に行きました。無事に帰ってきて、特にこわくもなかったそうです。よかった、よかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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