歯と体の健康歯と体の健康について虫歯菌は、食べものや飲みものに含まれる糖質と結びついて「酸」を作り この「酸」が、歯の表層部にあたるエナメル質を溶かし、その下にある神経を刺激することで 痛みが出てくるそうです。 まずは 歯の健康チェックをしてみてくださいね。 ○いくつあてはまりますか?歯の健康チェック (1) 食後すぐに歯を磨くことはあまりない。 (2) 年齢×0.1本以上の歯をなくした。(例:30歳なら3本) (3) 80歳の残存歯数は平均5.2本と聞いて驚いた。 いかがでしたか? ひとつでも当てはまった方は、今回の話をぜひ参考にしてみてくださいね。 ○歯を守る方法 虫歯の予防には (1)食べたら必ず磨く (2)デンタルフロス、歯間ブラシの利用 (3)フッ素入り歯磨き剤の使用が大切なのだそうです。 今回は話題のキシリトール以外の、食べながら虫歯が防げる方法についてご紹介しますね。 ○緑茶を飲みましょう 食後に緑茶を飲むのはとてもいい習慣です。 緑茶に含まれるカテキンには口内の細菌を殺す殺菌作用があり、 虫歯菌が作った歯のエナメル質を溶かす「酸」を洗い流す効果があります。 ○大豆製品を食べましょう 和食は、歯を守るのに良いとされています。 納豆、みそ、しょうゆ、豆腐などの大豆に含まれている「グリシン」という物質が虫歯菌の繁殖を抑えます。 ○わさびを使いましょう わさびは、もともと殺菌効果があるといわれ すりおろしたときに発生する「イソチオシネアート」という独特の辛味成分が、 虫歯菌が歯にこびりつくのをガードします。ドレッシングに少しだけ入れたりするのも効果的です。 ○チーズを食べましょう カルシウムを多く含み体への吸収率が非常に高いチーズは 骨粗しょう症を予防するほか、虫歯予防にも優れた効力があります。 チーズのカルシウムで歯のエナメル質が強化されるため虫歯になりにくくなります。 虫歯が人から人へうつる感染症の1つでもあると聞いていますので 虫歯のある大人が虫歯の菌を持っていない赤ちゃんに口移しで食事を与えたり スプーンや箸を共有しないことも虫歯の予防につながるのだそうです。 ○「よく噛む!」健康法 ~5つの効果~ 食べ物をよく噛むと、唾液が口の中を洗い流して虫歯を予防してくれるそうです。 「よく噛む」ことは、虫歯の予防だけでなく体を元気にしてくれるさまざまな効果があるそうなのでご紹介します。 ぜひ参考にしてみてくださいね。 1、集中力や記憶力のアップ 脳血管が拡張し、脳に血液とともにブドウ糖・酸素などの栄養素が流れ、脳が活性化します。 それが、記憶力、認識力、判断力、集中力のアップにつながり、痴呆も防ぎます。 2、消費カロリーアップ&食べ過ぎを予防 細胞が活発化されエネルギーの生産能力が急上昇します。 また食事の間に血糖値が上昇し始め、大脳から「もう食べたくない」という指令が出るので 少ない量で満腹感が得られます。 3、視力アップ 水晶体の厚みを動かす筋肉の老化を間接的に防止するため、視力の回復につながります。 4、ガンや生活習慣病を予防 よく噛むことで、唾液が多く分泌されます。 その唾液に含まれるペルオキシダーゼには、がんの引き金となる活性酸素を抑制する効果があります。 ガンだけでなく、心筋梗塞、脳卒中、動脈硬化、糖尿病などの生活習慣病にも効果があります。 5、姿勢をよくする 首、胸、背中など12種類の筋肉を使って下顎を動かすので、上半身が自然にまっすぐ キレイになっていきます。 姿勢が良くなると、体のバランスが良くなるため、疲れにくくなるなどの効果があります。 1度の食事で人が「噛む」回数は、弥生時代には約4000回、戦前には約1400回、現在約600回と 少なくなってきたと言われているそうです。 今回調べてみて、歯を使って噛むという行動は、人を「活き活き」させることに つながるんだな、と思いました。 私も「よく噛む」ことを心がけながら、これからの季節健康に気をつけて過ごしていきたいと思います。 ジャンル別一覧
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