害虫の防ぎ方と駆除の仕方2ゴキブリ対策と カーテンやカーペットの洗い方暑い夜は、窓を開けてレースのカーテンだけで過ごす方も多いのではないでしょうか? 部屋の掃除は欠かせなくても、カーテンやカーペットなどの大物洗いはつい後回しにしてしまいがちですよね。 カーペットなどにゴミが溜まった状態にしておくとゴキブリやダニのエサにもなってしまうそうです。 ゴキブリは不衛生な所をはじめ、部屋のどこにでも出没します。 そのため、不快感だけでなく、多種多様のばい菌を体につけているので、 ばい菌の運び屋にもなっているそうです。 夏はゴキブリの1番の繁殖期になるので、清潔で暮らしやすい部屋をつくるためにも注意が必要です。 まずは お部屋チェック! 1、部屋でゴキブリを見たことがある。 2、カーペットはほとんど洗ったことがない。 3、食べ物を床においたままにしたことがある。 いかがでしたか?ひとつでも当てはまった方は、ご注意下さいね。 ○快適な夏を過ごす下準備 ゴキブリは、地球上に存在している最古の昆虫で、世界に約4,000種類いるそうです。 ○ゴキブリはどうやって増えるの? 約1年間が幼虫で、それから成虫になって半年~1年位生きます。成虫の間に産卵が10回程度あり 1回の産卵個数は20~40個と言われているので、1匹退治し損ねると、1ヵ月後には大変なことに・・・。 足がとれたくらいでは再生する能力も持っているのできっちり退治することが大切です。 ○ゴキブリを増やさないために ゴキブリの歩ける場所にエサとなる食べ物のカスやゴミ・水を置かないようにします。 次に噴射式のもので一気に撃退するか、殺虫成分を含んだエサ(ホウ酸団子など)を設置して、 それを食べたゴキブリが巣に帰り、糞をしてそれを食べた他のゴキブリまで毒が回る方法をとります。 ○寄せ付けないにはどうしたらいいの? ゴキブリは香りの強いハーブが嫌いなので、ミント、ハッカ系のハーブを置くようにします。 また、ひのきや赤松・杉の木片などでも代用できます。 ○毒エサ や 接着剤式の罠は どこに置くといいの? ゴキブリはふちに体を擦りつけながら動く習性があるので、壁の隅やふちに置くようにします。 また水場に仕掛けるのも効果的です。 ○突然ゴキブリと遭遇したらどうしたらいいの? ゴキブリの体は水をはじき、油になじむ性質があるので、殺虫剤が使えない台所やお子様の近くでは、 台所用洗剤、石鹸水、サラダ油などをかけます。 こうすることで、体の表面にある呼吸器をふさいで窒息させることができます。 設置式のエサはお子さまなどが誤って口にしてしまうと大変危険なので、置き場所に気をつけてくださいね。 ○カーペットの洗い方 カーペットはホコリや手垢、食べ物のカスなどで思った以上に汚れているのそうです。 害虫予防効果もあるのでぜひ、この機会にキレイにしてみてくださいね。 ○洗えるカーペットの場合 1、浴室のすのこの上にカーペットを置きます。(乾燥に2日位かかるので天気のよい日を選びます。) 2、水で湿らせてやさしくこすり洗いします。 3、水で約100倍に薄めた中性洗剤で毛の根元を洗い、念入りにすすぎます。 4、自然に水を切り、風通しのよい所でM字になるように陰干しします。 ブラシで毛足を整えておくと仕上がりが美しくなります。 ○洗えないカーペットの場合 1、カーペットを裏向きにして陰干した後に、布団たたきで念入りに表と裏をたたき、ゴミなどを出します。 2、その後、掃除機をタテ・ヨコ十文字にかけます。 こうすることで、カーペットの毛についたゴミを効果的に吸い込むことができます。 ○梅雨に使った傘の洗い方 1、洗濯洗剤を薄めた液を作り、表と裏を丁寧にブラシで洗います。 2、水をかけてよくすすぎます。 3、タオルで拭いた後、陰干しします。 4、仕上げに防水スプレーをかければ、新品同様の心地が味わえます。 これから暑い日が続きますが、清潔さを心がけ、楽しい夏を過ごしていけたらいいですね |