保育園日記

2008/02/18(月)21:19

心のゆとり

子どもの数は減っているのに、 子どもの虐待件数は増える一方です。 そして子育てをしながら 悩み、時には思うようにいかない子どもに苛立ってしまう。 こういう経験は殆どの方があるのではないでしょうか。 育児ノイローゼになるのが分かるという人も私の周りにもいました。 でも子育てが楽しいといえる人はそのような気持ちも感じながらも 子どもを型にはめないで成長を素直に喜べたり、 子どものつぶやきに耳を傾け、それを楽しいと感じることができるのでしょう。 話は変わりますが、 先日、阪神淡路大震災に実際にあわれた方の話を聴く事ができました。 その人は当時高校生。まだ小さい妹がいました。 地震により、家から避難しなくてはいけなくなり体育館で避難をすることに・・・。 初日は「小さいのに大変ね。」と周りの方も優しい声をかけてくれたようです。 けれど、 日にちがたつうちに、「子どもうるさいんだよ」 などという声が聴かれたり、配給のおにぎりも子どもなんだからといって、 半分に減らされるなどという悔しい経験をしたと涙ながらに話してくれました。 でもその人は震災のときに体育館で 妹や他の子どもを見ていてエネルギーを感じて辛い中にも元気を貰ったと話してました。 私は震災にあったことはないので どんな精神状態になるのかははかり知れません。 人間って自分に心のゆとりがないと、 人には優しくなれないのでしょうか。 きっと人にゆとりがある時とない時の気持ちは違うでしょう。 でも辛い時こそ支えあえる人でありたい。

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